2017年11月25日
《その150》 配列による文字列・ポインタによる文字列
配列による文字列 と ポインタによる文字列 に関して、少しだけですが、再確認してみました。
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// 配列による文字列
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
cout << "@\n";
char a[] = "abcdef";
// 配列による文字列を定義します。
cout << a << '\n';
// 文字列"abcdef"が表示されます。
cout << (void*)a << "\n\n";
// a[0] のアドレスです。
// char*型の場合 cout << a とすると、文字列を表示して
// しまうので、void*型に変換してあります。
cout << "A\n";
cin >> a;
// 文字列(文字数 6 以内)を入力します。
cout << a << '\n';
// 入力した文字列が表示されます。
cout << (void*)a << "\n\n";
// a[0]のアドレスです。アドレスに変化がないことから、最初の文字
// 列が、そのアドレス位置のまま書き替えられたことがわ
// かります。
}
// ------------------------------------------
// ------------------------------------------
// ポインタによる文字列
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
cout << "@\n";
const char *p = "abcdef";
// ポインタによる文字列を定義します。
cout << p << '\n';
// 文字列"abcdef"が表示されます。
cout << (void*)p << "\n\n";
// p は、const char型の文字列"abcdef"の先頭文字 'a'のアドレスを
// 保持しています。
// char*型の場合 cout << p とすると、文字列を表示して
// しまうので、void*型に変換してあります。
cout << "A\n";
const char *q = p;
// ポインタ q に、pをコピーします。p が保持するアドレスと同じ値
// を q も持つことになります。
cout << q << '\n';
// q が指す先は pが指す先と同じなので、同じ文字列が表示されます。
cout << (void*)q << "\n\n";
// q が保持するアドレス(指す先)は、q が保持するアドレス(指す先)
// と同じです。
cout << "B\n";
p = "PQRSTU";
// 文字列 p を"PQRSTU"に変更します。
cout << p << '\n';
// 文字列"PQRSTU"が表示されます。
cout << (void*)p << "\n\n";
// p は、const char型の文字列"PQRSTU"の先頭文字 'P'のアドレスを
// 保持しています。
// 指す先が変わったので、違うアドレスになりました。
cout << "C\n";
cout << q << '\n';
// 文字列"abcdef"が表示されます。
cout << (void*)q << '\n';
// q が保持するアドレス(指す先)は、前のままです。
}
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