2020年11月04日
寒冷地のコロナ、増加傾向に 本格的な冬への備え 積極的な換気、一定の湿度を
産経新聞:https://news.yahoo.co.jp/articles/5d49dc8632c783375010cefa54f86689b675c349
冬になり、気温が下がると、必然的に室内での滞在時間が長くなり、密集や密閉といった感染リスクを高める状況も生じやすい。重症化しやすいとされる高齢者らにとっては、北海道で目立つ家庭内感染も懸念材料になる。
風邪などの原因となるコロナウイルスは一般的に気温が低下すると、飛沫(ひまつ)感染で流行が拡大すると考えられている。
東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)は「欧州で感染が再拡大しているのも寒さが原因といわれている。北海道の感染者増も同様で、感染拡大地域が北日本から南下してくる恐れがある」と警戒感を示した。
冬場の特徴は寒さと乾燥だが、濱田教授によると、気温の低下が人の行動に与える影響が大きい。濱田教授は「部屋を暖めて積極的に換気をするしかない。手洗いももちろん大切で、室内でもできる限りマスクを着用すべきだ」と指摘する。
エアロゾルは長時間にわたって空気中を漂う。このため、濱田教授は一定の湿度を保つことも有効だと説明、「加湿器は清掃などで適切に管理しなければ、別の病原体をまき散らす可能性があるため注意が必要だ。部屋干しなどでもよいだろう」と話した。
JR東日本では、窓開けや車両上部の空調装置からの外気取り入れなどで2、3分で車内の空気が入れ替わるいう。「換気の重要性は認識しており、基本的には今後も継続していく予定だ」と話している。
冬になり、気温が下がると、必然的に室内での滞在時間が長くなり、密集や密閉といった感染リスクを高める状況も生じやすい。重症化しやすいとされる高齢者らにとっては、北海道で目立つ家庭内感染も懸念材料になる。
風邪などの原因となるコロナウイルスは一般的に気温が低下すると、飛沫(ひまつ)感染で流行が拡大すると考えられている。
東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)は「欧州で感染が再拡大しているのも寒さが原因といわれている。北海道の感染者増も同様で、感染拡大地域が北日本から南下してくる恐れがある」と警戒感を示した。
冬場の特徴は寒さと乾燥だが、濱田教授によると、気温の低下が人の行動に与える影響が大きい。濱田教授は「部屋を暖めて積極的に換気をするしかない。手洗いももちろん大切で、室内でもできる限りマスクを着用すべきだ」と指摘する。
エアロゾルは長時間にわたって空気中を漂う。このため、濱田教授は一定の湿度を保つことも有効だと説明、「加湿器は清掃などで適切に管理しなければ、別の病原体をまき散らす可能性があるため注意が必要だ。部屋干しなどでもよいだろう」と話した。
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