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3/17衆院予算委員会で　田嶋要議員（立憲民主党・無所属）の日経平均株価は実体経済とかい離しているのではないかという指摘に対し菅総理は「「株高というのは、年金運用を通して国民に幅広く恩恵がある」と答えた。

年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）は今年株高で過去最高益（
２０２０年１０〜１２月期の運用損益が１０兆３５２８億円の黒字）を得た。

それにもかかわらず菅政権下で

今年から物価が下がらなくても実質賃金が下がれば年金が減額される新制度が実施され、

昨年12月の実質賃金は1.9％のマイナスで10か月連続で低下したため年金給付額が下げられた

田嶋要議員（立憲民主党・無所属）はこの点をきちんと突っ込むべきだった。

これでは株高が年金に反映されると国民に誤解させてしまう。

菅義偉の言葉はいつも事実と真逆である。２枚舌に気をつけよう。

◇公的年金運用、１０兆円の黒字　コロナ下の株高反映―２０年１０〜１２月期(時事通信）
◇株高は年金運用通して国民に幅広く恩恵＝菅首相(ロイター）
◇菅首相の「株高は年金運用通じて国民に恩恵」発言の真っ赤なウソ(マネーポスト)