2015年07月11日
チャップリンからの贈りもの
スイスで実際に起きた事件を元に映画化した
「チャップリンからの贈りもの」。
1977年12月25日
世界の喜劇王 チャーリー・チャップリンが死去。
世界中が悲しみに暮れる中、
お調子者のエディ・リカルト(ブノワ・ポールヴールド)と
その親友オスマン・ブリチャ(ロシュディ・ゼム)の
中年男性二人の考えは違っていました。
貧しいオスマンは妻の入院費が払えず、途方に暮れていました。
そんなオスマンの姿を見たエディはチャップリンの遺体を盗み、
身代金でオスマンの奥さんの手術代を稼ごうと犯行を考えますが、
その計画は穴だらけでした・・・
映画の元となったのは、実際に起きた事件だったのです。
1978年3月3日付の朝日新聞(夕刊)で、日本でも当時報じられました。
実際の事件では、事件発生後すぐに犯人は捕まってしまいますが、
なんと彼らは棺を隠した場所を忘れてしまい、
発見するのに2か月もかかったという珍事件でした。
この事件を元に、コメディタッチで作られたこの作品に
チャップリンの遺族が全面協力してくれたので、
次のような撮影が可能になりました。
例えば、二人がお墓から棺を盗み出すシーンは
実際にチャップリンが眠っているスイスの墓地で行われました。
しかも、この掘り返している場所は
本物のチャップリンのお墓のすぐ近くなんです。
さらに警察が犯人からの電話を待つシーンでは
チャップリンの自宅で撮影されました。
そして、この自宅には日本と関係の深いモノが今も残っています。
それは桜、チャップリンは桜の木を自宅に植えるほど親日家だったのです。
そのきっかけとなったのは一人の日本人との出会いでした。
その人は高野虎市(こうのとらいち)さんです。
1916年に運転手として雇われ、その後秘書となり、
およそ18年間にわたり、チャップリンを支えていた人物です。
高野さんの真面目な働きぶりに感動して
日本が大好きになったということです。
そんな日本を愛したチャップリンの棺をめぐるコメディ作品。
本当の事件では逮捕された犯人たちですが、
映画での犯人たちには思わぬ展開が待っています。
チャップリンからの贈りものは来週7月18日土曜日に公開です。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
あなたにイイことが起こりますように。
「チャップリンからの贈りもの」。
1977年12月25日
世界の喜劇王 チャーリー・チャップリンが死去。
世界中が悲しみに暮れる中、
お調子者のエディ・リカルト(ブノワ・ポールヴールド)と
その親友オスマン・ブリチャ(ロシュディ・ゼム)の
中年男性二人の考えは違っていました。
貧しいオスマンは妻の入院費が払えず、途方に暮れていました。
そんなオスマンの姿を見たエディはチャップリンの遺体を盗み、
身代金でオスマンの奥さんの手術代を稼ごうと犯行を考えますが、
その計画は穴だらけでした・・・
映画の元となったのは、実際に起きた事件だったのです。
1978年3月3日付の朝日新聞(夕刊)で、日本でも当時報じられました。
実際の事件では、事件発生後すぐに犯人は捕まってしまいますが、
なんと彼らは棺を隠した場所を忘れてしまい、
発見するのに2か月もかかったという珍事件でした。
この事件を元に、コメディタッチで作られたこの作品に
チャップリンの遺族が全面協力してくれたので、
次のような撮影が可能になりました。
例えば、二人がお墓から棺を盗み出すシーンは
実際にチャップリンが眠っているスイスの墓地で行われました。
しかも、この掘り返している場所は
本物のチャップリンのお墓のすぐ近くなんです。
さらに警察が犯人からの電話を待つシーンでは
チャップリンの自宅で撮影されました。
そして、この自宅には日本と関係の深いモノが今も残っています。
それは桜、チャップリンは桜の木を自宅に植えるほど親日家だったのです。
そのきっかけとなったのは一人の日本人との出会いでした。
その人は高野虎市(こうのとらいち)さんです。
1916年に運転手として雇われ、その後秘書となり、
およそ18年間にわたり、チャップリンを支えていた人物です。
高野さんの真面目な働きぶりに感動して
日本が大好きになったということです。
そんな日本を愛したチャップリンの棺をめぐるコメディ作品。
本当の事件では逮捕された犯人たちですが、
映画での犯人たちには思わぬ展開が待っています。
チャップリンからの贈りものは来週7月18日土曜日に公開です。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
あなたにイイことが起こりますように。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3913113
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック