2022年05月14日
【大アルカナ】フエゴタロットの「家」いろいろ
フエゴ・タロットの大アルカナで家が登場するカードは以下の9枚。
まずどのカードに家が登場するかなって眺めたとき、「10.運命の輪」以前に登場することの方が多いことに西洋占星術のホロスコープで言うところの下半分(下半球)を連想したんだよね。自分という土台を固める過程で必要な家。で、「10.運命の輪」で外へ飛び出て、社会的な立場に置かれたときに自分が戻ってくる場所としての家、みたいな。違うかなぁ。
「愚者」の家は逆さまで丘にぶっ刺さっている。住めない家はもはや家ですらない。けどもしかして逆さまでも住める人が住んでいる家なのか? なんせカオス。視点的には人間の目線と考えていいよね。けど愚者はホロスコープの輪の中には入らない気がしている。じゃあこの家はなんなの?ってことになるんだけど。宿題だなぁ。
「2. 女教皇」の家はめちゃめちゃ俯瞰(神の視点?)で見えるいることから、家そのものというよりは「自分が生きている世界」の表現なんだと思う。2つある世界を示唆しているんじゃないかと。
「3. 女帝」には2つ家が描かれていて、ひとつは「2. 女教皇」と同じくめっちゃ俯瞰で見える家。とはいえ、まるっきり俯瞰とも言い難いのが山の頂上に位置している点と、太陽に並んで描かれている点で、どう見るかで解釈が変わりそう。私はまだどう読めばいいかが見えていない。もうひとつが女帝の頭に載っている家。これは「4. 皇帝」の絵柄に描かれた塔と対比させる目的のものとして私は読んだ。
「6. 恋人たち」では、ふたつの山の頂上にそれぞれ別の形の家が描かれている。そういえばまだこのカードをじっくりと読んだことがなかった。女教皇と女帝に比べると近い距離からの視点で描かれているから現実としての家を意味しているように思う。双頭の女の人のうち、左側が素の自分、右側が恋心というかパートナーを得る情熱みたいに見えるけど、下に描かれた家がそれぞれの顔に対応しているかはまだよくわからない。単に「選択」って意味を持たせているだけなのかなぁ?左の家が結婚、右の家が恋愛とか。今度引いたときに改めて読んでみることにする。
このカードから続く「7. 戦車」「8. 正義 ※マルセイユ版準拠なので」「9. 隠者」にはなんとなく身近というか現実味を覚えるんだよね。
「9. 隠者」では他で登場するものと全く別の見た目の家が描かれている。しかもめっちゃ距離が近い。今自分から見える他所様の家ってことなんだろうか? アリクイ バクの背中に建っているのもよくわからない。このカードはまだ一度も出てきておらずちゃんと読んでいないので今後の宿題。
【追記】他所様の家というより「(自分の)仮住まい」の方がしっくりくるような気がした。テントっぽくも見えるしね。
「10. 運命の輪」では、近い距離からの家が描かれている。カード全体を見たまんまに読めばいいんだと思う。ウサギが家を飛び出した。猿が家に向かっている。
「11. 吊られた男」の家はよく見ると真っ二つに割れたひとつの家だった。吊られたことで住めない家になった? でも、吊られた男の頭が上がれば元に戻りそうな雰囲気があるからこれは一時的な状態なんだと感じる。「家のことは一旦置いといて」というイメージでこのカードのメッセージに含まれる「自己犠牲」を示唆しているのかなと。「家」は「自分自身」とか「自分の身の回りのこと」だと読み替えるとすっきりと解釈できそう。
「13. 死」の家は、その配置から生まれ変わった後の新しい居場所という意味があるような気がする。見えているけどちょっと遠いところにあるというのがポイントなんだろうね。
「16. 悪魔」の家は吊られた男同様にぱっくりと割れているんだけど片割れが隠れちゃっている。どこに行っちゃったんでしょね、家の半分。悪魔さんの腕の後ろでただ見えなくなっているだけなのかな。このカードの場合は自分の安住の地が脅かされるって読んでもいいように思う。ついでに太陽の肩割れもどこかに行っちゃってる。
フエゴタロットさんとの親密度にはまだまだ伸びしろがあるから読むたびに感じることも閃くことも違うから、この手のまとめ記事は都度追記していこうかと。
愚者
2. 女教皇
3. 女帝
6. 恋人たち
9. 隠者
10. 運命の輪
12. 吊られた男
13. 死
15. 悪魔
まずどのカードに家が登場するかなって眺めたとき、「10.運命の輪」以前に登場することの方が多いことに西洋占星術のホロスコープで言うところの下半分(下半球)を連想したんだよね。自分という土台を固める過程で必要な家。で、「10.運命の輪」で外へ飛び出て、社会的な立場に置かれたときに自分が戻ってくる場所としての家、みたいな。違うかなぁ。
「愚者」の家は逆さまで丘にぶっ刺さっている。住めない家はもはや家ですらない。けどもしかして逆さまでも住める人が住んでいる家なのか? なんせカオス。視点的には人間の目線と考えていいよね。けど愚者はホロスコープの輪の中には入らない気がしている。じゃあこの家はなんなの?ってことになるんだけど。宿題だなぁ。
「2. 女教皇」の家はめちゃめちゃ俯瞰(神の視点?)で見えるいることから、家そのものというよりは「自分が生きている世界」の表現なんだと思う。2つある世界を示唆しているんじゃないかと。
「3. 女帝」には2つ家が描かれていて、ひとつは「2. 女教皇」と同じくめっちゃ俯瞰で見える家。とはいえ、まるっきり俯瞰とも言い難いのが山の頂上に位置している点と、太陽に並んで描かれている点で、どう見るかで解釈が変わりそう。私はまだどう読めばいいかが見えていない。もうひとつが女帝の頭に載っている家。これは「4. 皇帝」の絵柄に描かれた塔と対比させる目的のものとして私は読んだ。
「6. 恋人たち」では、ふたつの山の頂上にそれぞれ別の形の家が描かれている。そういえばまだこのカードをじっくりと読んだことがなかった。女教皇と女帝に比べると近い距離からの視点で描かれているから現実としての家を意味しているように思う。双頭の女の人のうち、左側が素の自分、右側が恋心というかパートナーを得る情熱みたいに見えるけど、下に描かれた家がそれぞれの顔に対応しているかはまだよくわからない。単に「選択」って意味を持たせているだけなのかなぁ?左の家が結婚、右の家が恋愛とか。今度引いたときに改めて読んでみることにする。
このカードから続く「7. 戦車」「8. 正義 ※マルセイユ版準拠なので」「9. 隠者」にはなんとなく身近というか現実味を覚えるんだよね。
「9. 隠者」では他で登場するものと全く別の見た目の家が描かれている。しかもめっちゃ距離が近い。今自分から見える他所様の家ってことなんだろうか? アリクイ バクの背中に建っているのもよくわからない。このカードはまだ一度も出てきておらずちゃんと読んでいないので今後の宿題。
【追記】他所様の家というより「(自分の)仮住まい」の方がしっくりくるような気がした。テントっぽくも見えるしね。
「10. 運命の輪」では、近い距離からの家が描かれている。カード全体を見たまんまに読めばいいんだと思う。ウサギが家を飛び出した。猿が家に向かっている。
「11. 吊られた男」の家はよく見ると真っ二つに割れたひとつの家だった。吊られたことで住めない家になった? でも、吊られた男の頭が上がれば元に戻りそうな雰囲気があるからこれは一時的な状態なんだと感じる。「家のことは一旦置いといて」というイメージでこのカードのメッセージに含まれる「自己犠牲」を示唆しているのかなと。「家」は「自分自身」とか「自分の身の回りのこと」だと読み替えるとすっきりと解釈できそう。
「13. 死」の家は、その配置から生まれ変わった後の新しい居場所という意味があるような気がする。見えているけどちょっと遠いところにあるというのがポイントなんだろうね。
「16. 悪魔」の家は吊られた男同様にぱっくりと割れているんだけど片割れが隠れちゃっている。どこに行っちゃったんでしょね、家の半分。悪魔さんの腕の後ろでただ見えなくなっているだけなのかな。このカードの場合は自分の安住の地が脅かされるって読んでもいいように思う。ついでに太陽の肩割れもどこかに行っちゃってる。
フエゴタロットさんとの親密度にはまだまだ伸びしろがあるから読むたびに感じることも閃くことも違うから、この手のまとめ記事は都度追記していこうかと。
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