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2024年04月22日

今まで読んだマンガその37「百鬼夜行抄」

取り留めなく気の向くままに書くので、唐突に始まります。
勢いで書いているので、ネタバレがあるかもしれません。すみません。
少しでもネタバレがあるのが嫌な人は、本記事を読まないことをおすすめします。


妖怪やゾッとする話が魅力的で少しホラー?な内容の「百鬼夜行抄」がおもしろいです。
妖怪が出てくるのでファンタジー?的な要素も入るかもしれませんが、話としては不気味な話もあり、ほど良いホラー感があって読みごたえがあります。

万人への感想
★★★

個人的な感想
★★★★


簡単に内容を説明すると、霊感がある主人公が様々な怪異に巻き込まれる話です。
主人公の飯島律(いいじま りつ)は、強い霊感を持っていた祖父の血を強く受け継いでいて、小さなころから妖怪などが見える体質でした。
祖父はそんな律を心配していて、自分が死んだあとは使役していた妖怪(妖魔?)の青嵐(あおあらし)を護衛として残しています。

律の命を守る青嵐がいるおかげで、律は妖怪から身を守ることができる、というのが主軸となって様々な話が描かれています。


基本的には一話完結なので読みやすく、基本的な設定さえ知っていればどこから読んでも楽しめるマンガかもしれません。


好きなキャラクターは、やっぱり主人公の律です。
妖怪が見える体質ですが、本人はかなり現実的な考え方をしていてドライな性格かもしれません。
護衛である青嵐にも結構きつい対応をしているので、少し漫才っぽいやり取りもあってそこが読んでいて魅力的に感じます。

本人は怖がり、というか厄介ごとに巻き込まれたくない性格なのも、ある意味とても現実的で、実際に自分も同じ体質だったらそういう対応をするだろうな、と謎の現実感があります。


他には、もちろん青嵐も好きです。妖怪なのにちょっと人間臭くなっているところがユーモアがあって良い味を出しています。
あまり登場しないのですが、夜刀という妖怪?も好きです。
このキャラクターに関しては書き過ぎるとネタバレになるのであまり書けませんが、ある意味苦労人みたいになっていて、もっと登場して欲しいキャラクターです。


好きな話は沢山あるのですが、しいてあげるなら律と母親が恐山の方へ旅に出る話です。
不思議な感じがよく出ている話で、終わり方も納得というか、そうだったのか!と驚かされる話でした。
他に箱庭の話も好きです。
この話はほど良いホラー感があって、読んでいて少し「うわ〜…」という怖い感じがよくでている話だと思います。


実は、個人的には作者様の絵柄が大好きです。
リアルっぽいけどちゃんとマンガの絵柄、という感じで、なにより線がとても美しいと思っています。
妖怪や奇怪な話にとてもマッチしていると勝手に思っていて、この絵柄だからこそ妖怪の奇妙さや美しさが表現できていると思います。


個人的には一話完結の話が好きな事と、妖怪の怖かったり気持ち悪い部分がとても分かりやすく描かれていて、妖怪は怖いものという部分がぶれていない話が好きなので、個人的な感想は星5つとなりました。

万人への感想が星3つなのは、そもそも妖怪に興味がない人にはあまり向かない内容なこと、激しい戦いや登場人物のぶつかりあいがあまりないので、人によっては内容に没頭し辛いかも、と思ったためです。


私は昔からとても好きなマンガで、ずっと購入して読み続けているのでぜひ読んでほしいマンガです!

妖怪の話が好きな人や、落ち着いた内容だけどしっかり作りこまれている話が好きな人、幻想的とも言える美しい線の絵柄が好きな人に、百鬼夜行抄はしっかりおすすめできるマンガです!
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