就職氷河期世代は高すぎる競争率のなか戦ってきた。バブル時代のせいで後の雇用枠が少なくなり、人口が増加した影響で落ちこぼれたのだ。
現在は人手不足という言葉をよく聞く。日本の人口も年々減っている。介護職に至っては有効求人倍率が10以上になるとも言われている。しかし、老人と関わりたいと思う人は少ない。世の中の役に立たず、生きるだけの姿の醜い人間と関わりたくないだろう。そもそも今の老人のせいで就職氷河期世代が苦労しているのだから、バブル時代を生きた老人に対しては憎悪すら感じるだろう。
仕事は選ばなければ確かに見つかる。しかしだからといって何でもいいというわけではないのだ。
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