2018年01月14日
あなたのお部屋を素敵に変える発想の転換〜部屋のテーマを考える〜
皆さん、こんにちは。
そう(SOU)です。
前回は自分の部屋という空間全体を意識し、選んだ家具をオブジェと考えて配置するというお話をしました。
さて、今回はその空間を引き立てるバックボーンのお話です。
つまりお部屋のテーマとなる背景づくりについてです。
具体的に挙げますと、
イギリスのヴィクトリアン調
フランスのロココ調
バリ島を本拠地とするアジアン調
などがあります。
この中で私がお部屋のテーマに取り入れたのは、ロココ調です。
ロココ調についておおまかにご説明します。
フランスのベルサイユがヨーロッパの芸術の中心になったのがバロック後期でしたが、その後ルイ15世が王位につく頃から、ロココ様式という洗練された装飾様式も台頭してきます。
あらゆるインテリア装飾が最も自由にクリエイティブに、そして高度な技術でつくられた、フランス宮廷文化最後の華々しい時代でもありました。
この時代に発生した様式が、ロココです。
建築様式というよりもその装飾に特徴があります。
ロココのデザインは「S字形とC字形がポイント」といわれることがありますが、ゆるやかなS字形は家具の足に、カールしたC字形はアカンサスの葉からイメージされた装飾の部分に、主に使われています。
チェストやイスの足が丸く猫足になっているのが特徴です。
ちなみにロココとは「ロカイユ」からきた言葉で、ベルサイユ宮殿のグロット(洞窟)をつくるための材料だった小石や岩、貝殻などを意味します。
ロココ様式の非対称的なデザインをよく見ると、確かに貝殻のモチーフや水しぶき、岩などからインスピレーションを得たデザインだということがわかります。
このような特徴を家具に取り入れて揃えるのです。
同時にお部屋のカラーとの調和も考えます。
ロココ調で言えば、白をベースにした壁紙で、家具は白とのコントラストで赤(女性でしたらピンク等)が良いでしょう。
こういった視点を持ってお部屋全体の色調と家具とのコントラスト、それと調和した家具のデザイン(ロココ調で言えば猫足等)を考えながらお部屋という環境を作ってゆくと、あなたのお部屋がまるで違った素敵な空間になります。
ぜひあなた好みの【お部屋のテーマ】を考えてみてください。
ちなみに、私の友人は茶色をベースにしたアジアン調で統一させていました。
お邪魔させてもらったことがありますが、それはそれで落ち着きのある素敵なお部屋でしたよ。
もうひとつご紹介しておきます。
ちょっと古い時代の話ですが、「バウハウス」というものがありました。
バウハウス(ドイツ語: Bauhaus, バオハオスとも)とは、ドイツ語で「建築の家」を意味します。
中世の建築職人組合であるバウヒュッテ (Bauhütte, 建築の小屋) という語をヴァルター・グロピウスが現代風に表現したものとされています。
バウハウスは、1919年、ドイツ・ヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校のことです。
その活動は現代美術に大きな影響を与えました。
このバウハウスの時代の代表的な建築家にマッキントッシュがいます。
彼の代表的な建築物であるヒル・ハウスのために制作された家具で、私が注目した独創的なイスがあります。
それが「ラダーバックチャア」と名付けられたイスです。
座るという実用性も兼ねていますが、注目すべきはそのデザイン性です。
一見無駄とも思えるほど長く伸びた背もたれは、彼の感性による高いデザイン性の象徴です。
それが社会から評価されている証拠として、このラダーバックチェアは現代でもリメイクされています。
あなたのお部屋が洋風ならば、こういうおしゃれな家具をお部屋のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか!?
それでは今回はこの辺で。
またこちらでお会いしましょう。
そう(SOU)です。
前回は自分の部屋という空間全体を意識し、選んだ家具をオブジェと考えて配置するというお話をしました。
さて、今回はその空間を引き立てるバックボーンのお話です。
つまりお部屋のテーマとなる背景づくりについてです。
具体的に挙げますと、
イギリスのヴィクトリアン調
フランスのロココ調
バリ島を本拠地とするアジアン調
などがあります。
この中で私がお部屋のテーマに取り入れたのは、ロココ調です。
ロココ調についておおまかにご説明します。
フランスのベルサイユがヨーロッパの芸術の中心になったのがバロック後期でしたが、その後ルイ15世が王位につく頃から、ロココ様式という洗練された装飾様式も台頭してきます。
あらゆるインテリア装飾が最も自由にクリエイティブに、そして高度な技術でつくられた、フランス宮廷文化最後の華々しい時代でもありました。
この時代に発生した様式が、ロココです。
建築様式というよりもその装飾に特徴があります。
ロココのデザインは「S字形とC字形がポイント」といわれることがありますが、ゆるやかなS字形は家具の足に、カールしたC字形はアカンサスの葉からイメージされた装飾の部分に、主に使われています。
チェストやイスの足が丸く猫足になっているのが特徴です。
ちなみにロココとは「ロカイユ」からきた言葉で、ベルサイユ宮殿のグロット(洞窟)をつくるための材料だった小石や岩、貝殻などを意味します。
ロココ様式の非対称的なデザインをよく見ると、確かに貝殻のモチーフや水しぶき、岩などからインスピレーションを得たデザインだということがわかります。
このような特徴を家具に取り入れて揃えるのです。
同時にお部屋のカラーとの調和も考えます。
ロココ調で言えば、白をベースにした壁紙で、家具は白とのコントラストで赤(女性でしたらピンク等)が良いでしょう。
こういった視点を持ってお部屋全体の色調と家具とのコントラスト、それと調和した家具のデザイン(ロココ調で言えば猫足等)を考えながらお部屋という環境を作ってゆくと、あなたのお部屋がまるで違った素敵な空間になります。
ぜひあなた好みの【お部屋のテーマ】を考えてみてください。
ちなみに、私の友人は茶色をベースにしたアジアン調で統一させていました。
お邪魔させてもらったことがありますが、それはそれで落ち着きのある素敵なお部屋でしたよ。
もうひとつご紹介しておきます。
ちょっと古い時代の話ですが、「バウハウス」というものがありました。
バウハウス(ドイツ語: Bauhaus, バオハオスとも)とは、ドイツ語で「建築の家」を意味します。
中世の建築職人組合であるバウヒュッテ (Bauhütte, 建築の小屋) という語をヴァルター・グロピウスが現代風に表現したものとされています。
バウハウスは、1919年、ドイツ・ヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校のことです。
その活動は現代美術に大きな影響を与えました。
このバウハウスの時代の代表的な建築家にマッキントッシュがいます。
彼の代表的な建築物であるヒル・ハウスのために制作された家具で、私が注目した独創的なイスがあります。
それが「ラダーバックチャア」と名付けられたイスです。
座るという実用性も兼ねていますが、注目すべきはそのデザイン性です。
一見無駄とも思えるほど長く伸びた背もたれは、彼の感性による高いデザイン性の象徴です。
それが社会から評価されている証拠として、このラダーバックチェアは現代でもリメイクされています。
あなたのお部屋が洋風ならば、こういうおしゃれな家具をお部屋のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか!?
それでは今回はこの辺で。
またこちらでお会いしましょう。
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