2016年10月24日
【コラム】偏見、まわりの大人の問題
いつも「これからの学びを考えるきっかけブログ」をご覧いただきありがとうございます。
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中学や高校で不登校となり、
その後の進路先に
「フリースクール」を選択した若者は最近珍しくもなく
フリースクールを経て大学へ進学した人、
フリースクールを経て専門学校へ進学した人
フリースクールを経て就職した人
といった進路を選択した人に
これまで数々接したことがあります。
その人たちがフリースクールに入学、
または編入した主な理由の中には
「いじめや人間関係の悪化」
が要因で、致し方なくその環境を
変えなければならなかったという人たちがいます。
とかく、そういう理由であろうがなかろうが
フリースクールに対する偏見は、
あるのではないかと感じます。
教育体制や教育の質など、
その道の専門家が論ずるであろうことは
この際任せておき、
私は「学ぶためのきっかけ」が
フリースクールにはあると感じます。
中学や高校の多感な時期に
一度の挫折が、下手すると深い傷となり
キャリアをこれからデザインしていこうと思える
その入口前で、そんな意欲すら失わせてしまうような。。。
しかし、私は多く見てきました。
フリースクール出身者の「学びたい意欲」を。
彼ら彼女たちは、
フリースクールを選択せざるを得なかっただけで
学ぶ意欲もなくなっている訳ではなく
その時、今学べば、
または今学ばなかったら
どのような可能性があるのかを
彼ら彼女たちに教えてくれる大人が
いたか、いなかったか。。。
いわゆる「チャンス」を
与えず、感じさせず、気付かせず、
フリースクールは
単なるバイパスとしか
見ていないような大人がまわりにいたのなら
その若者たちは
学ぶことの必要性以前に
学ぶ楽しさなどわかる訳がないと思います。
フリースクールを経て、
通信制の大学を卒業した男性に会ったことがあります。
彼は4年間、何とか喰らいついて、卒業単位を取得しました。
卒業前には就職内定ももらえました。
めでたく卒業し、社会人になりました。
IT企業です。
その彼が卒業間際に言った言葉が
今でも忘れられません。
「自分が頑張って大学を卒業することで、フリースクールの偏見を無くしたいから」
その人が、学び方を選ぶ自由は、
本人が絶対的に持たなければならない権利で
周りの大人の偏見で、それを奪ってはならないのだと思います。
当然、いじめや人間関係の悪化で
編入を余儀なくされることは、無くしていかなければならないことですが
かといって、その後の編入先まで
偏見を持ってはならないのだと思います。
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中学や高校で不登校となり、
その後の進路先に
「フリースクール」を選択した若者は最近珍しくもなく
フリースクールを経て大学へ進学した人、
フリースクールを経て専門学校へ進学した人
フリースクールを経て就職した人
といった進路を選択した人に
これまで数々接したことがあります。
その人たちがフリースクールに入学、
または編入した主な理由の中には
「いじめや人間関係の悪化」
が要因で、致し方なくその環境を
変えなければならなかったという人たちがいます。
とかく、そういう理由であろうがなかろうが
フリースクールに対する偏見は、
あるのではないかと感じます。
教育体制や教育の質など、
その道の専門家が論ずるであろうことは
この際任せておき、
私は「学ぶためのきっかけ」が
フリースクールにはあると感じます。
中学や高校の多感な時期に
一度の挫折が、下手すると深い傷となり
キャリアをこれからデザインしていこうと思える
その入口前で、そんな意欲すら失わせてしまうような。。。
しかし、私は多く見てきました。
フリースクール出身者の「学びたい意欲」を。
彼ら彼女たちは、
フリースクールを選択せざるを得なかっただけで
学ぶ意欲もなくなっている訳ではなく
その時、今学べば、
または今学ばなかったら
どのような可能性があるのかを
彼ら彼女たちに教えてくれる大人が
いたか、いなかったか。。。
いわゆる「チャンス」を
与えず、感じさせず、気付かせず、
フリースクールは
単なるバイパスとしか
見ていないような大人がまわりにいたのなら
その若者たちは
学ぶことの必要性以前に
学ぶ楽しさなどわかる訳がないと思います。
フリースクールを経て、
通信制の大学を卒業した男性に会ったことがあります。
彼は4年間、何とか喰らいついて、卒業単位を取得しました。
卒業前には就職内定ももらえました。
めでたく卒業し、社会人になりました。
IT企業です。
その彼が卒業間際に言った言葉が
今でも忘れられません。
「自分が頑張って大学を卒業することで、フリースクールの偏見を無くしたいから」
その人が、学び方を選ぶ自由は、
本人が絶対的に持たなければならない権利で
周りの大人の偏見で、それを奪ってはならないのだと思います。
当然、いじめや人間関係の悪化で
編入を余儀なくされることは、無くしていかなければならないことですが
かといって、その後の編入先まで
偏見を持ってはならないのだと思います。
posted by これからの学びを考えるきっかけ at 00:00
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