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2017年06月10日

バクテリアと言語の関係

現在、グローバル社会といわれ

地球規模で結びつきが強くなってきています。

国や地域の垣根を越えた交流はいいことですが、

その反面、

パンデミックが起こる可能性が大きくなります。

バクテリアと言語

MRSAやSARS、AIDS、マラリア(耐性)など、

新しい病気はバクテリアによるものが多いといいます。

なぜこのような病気が流行りだしたのか?

先に述べたグローバル社会によるものです。

バクテリア自身は遠くへ行けません。

また、そのバクテリアが住む地域の人類は、

その病原体の耐性を持っているため、

病気にはなっても、死に至ることは滅多にありません。

しかし、地域外の人がそこに訪れ

バクテリアに感染し、自国に持ち帰ります。

一時的にこの感染症は流行しますが、すぐに止みます。

問題はここから、

異なる地域に来たバクテリアは、

その地域に適応するため進化(変化)します。

そして、バクテリアは短期間で進化を続けます。

人類が開発する薬剤よりも数倍早く進化するため、

本当のパンデミックが起こります。

昔はこんなことありませんでした。

それは、

言語が異なっていたからです。

言語が異なれば、交流する機会が減るから、

異なるバクテリアを持ち込んだり、

持ち込まれることはありませんでした。

以外にも言語が人類を守っていたのです。

もちろん、

それだけでは人類を守ることはできません。

最低限の交流が

強い人類を生み出すのです。

様々な血を混ぜることで、

様々な耐性を持つことが出来るから。

(近い血は弱くなります)

言語の微妙な違いによって

程よいバランスが成り立ち、

人類滅亡から救っていたのです。



言語と言えば「バベルの塔」
バベルの塔

知っている方もいると思います。

言葉くらいは聞いたことがあるという方も。

昔、L字のブロックを並べ替えて・・・なんていうゲームもありました。

さて、知らない方のために簡単に説明します。

旧約聖書の「創世記」の中に登場する塔です。

”人類はすべての地域で同じ言語を使っていました。

シンアルの平地に住み着き街づくりを始めた彼らは

「天まで届く塔を建てよう」と言い出した。

日に日に高くなる塔を見ては、

「彼らは同じ言葉を使っているからこのようなことを始めたのだ。

なら、その言葉を乱してやろう」と言った。

言葉を乱された人類はコミュニケーションが出来なくなり混乱しました。

混乱した彼らは塔の建設が出来なくなり、

彼らは街づくりをやめ、散り散りに去って行きました。”

空想的で実現不可能な計画を比喩的に「バベルの塔」といいますが、

言語が違うのはこのためだという逸話とも。

神話ですが、

実在するともいわれ

エ・テメン・アン・キが「バベルの塔」

とする説があります。
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