38歳から人生を巻きなおす女の日記

株は美人投票である　というのは以前の投資顧問の言葉。
良い銘柄には人が集まるが、
集まる人は、つい昨日まで別の銘柄に目を奪われていた人たちだ。
投資家は、目移りしながらいろんな美人銘柄を探している。

美人にもいろいろな美人がいるけれど、大きく分けるとすれば、
一芸に秀でた中小型銘柄と、芸達者でいろんな魅力を持つ優良大規模銘柄
の２種類だろう。

一芸の美人が目を引くときは、その一芸が流行りに乗った時だ。
今だと、VR、ブロックチェーン、AI、自動運転といったところか。

芸達者な美人が目を引くときは、改めてその安定感が評価されたとき。
決算が良かった、指数が上向いた。
著名な美人は折に触れて目に留まる。

その日その日、目を引く美人は違う。
投資家はそれぞれの手段で、明日の一番の美人を探している。
MACD、RSI、エリオット、サイコロ、野生の勘。。。
どれを使っても良い。それで成功している人もいるし、失敗している人もいる。
いずれにしても、いち早く自分の探し方を見つけることが、何より大事だ。



以前の職場にバンドをやっている人がいた。
よく結婚式なんかでお祝いの曲を演奏されていたけれど、とても上手で聞き入った。

そんな彼、やはり音にこだわっていて、
ずっと、オーディオならばソニーと言っていた。
彼の家電はほとんどソニーなんだそうな。

カメラに携帯にゲームにパソコンにテレビに・・・
幅広い商品群にファンを持ち、
技術があり、イメージ作りもうまいソニーは、
昔から人気のある美人銘柄だ。


けれど今、ソニーは、指数と微妙にタイミングが合致しない、
とても不思議な値動きをする株になっている気がする。

2003年4月、ソニーの決算発表を契機に日経平均が急落した、
いわゆるソニーショック。
寒気がするような、大型株ソニーのストップ安に連想売り、狼狽売り。
板を見ていたら気が気でなかっただろう。

それ以来、ソニーは少し変わったときに振り向かれる美人になった。
円高になっても円安になっても、
最近の代表テーマであるVR銘柄が軒並み上がっても、
ソニーはすぐに頭を打って下がってくるような気がする。

一癖ある美人。

そんな6758ソニー。

ソニーは、2001/5の10340から、2012/11　772まで、
3-3-5で下げている。

そこから、2015/5/22　3970までを５波動で上がり、
2016/2/12　2199まで３波動で下げている。

その後、2016/2/18　2619を１波
2016/3/1　2313を２波
2016/10/14　3493を３波
2016/11/9　2930を４波とし、
今は５波がトライアングルを描いているように見える。

本日の高値3664と、今の上げの第３波3970は、
直近の上昇の半値戻し　3981を上回っていない。
現在の５波トライアングルは、3981または4738を目指す可能性はある。

一方で、この５波はフェイリャーであり、
第３波3970を上回らず、下落トレンドに入る可能性を秘めている。

つまりソニーは、週明け、下値3481、上値3664とするトライアングルの中での
スイングトレードを考えるべきで、
これを上抜け、下抜けしたら、これについていく、またはロスカットする
というスタンスが適当と考える。

ご参考。
いうまでもありませんが、投資は自己責任でお願いいたします。











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