晴れた日には

小田急百貨店とスバルビルが取り壊されて、新宿西口が今だけの景色と、かなり以前から聞いていて、いつか行かねばと思っていましたが、特に予定もないこの日、急に思い立って行ってきました。
小田急百貨店がなくなったことにより、東口のルミネエストとかドコモタワーが見えるのですが、すっきりしていると聞いていた街は、実際に見てみると、ごちゃごちゃしている印象は変わらず。
むしろ京王線の出口を出ると目の前にスロープの鉄骨が出てきて、圧迫感があります。
東京は永久に工事中で完成しない街。働いていた人や利用していた人、何万人に影響があることを、やってしまうのはすごいことです。計画を立てるのが苦手な私には、できそうもない。

天玉そばの元祖と言われている、思い出横丁の「かめや」で、天玉そばを食べました。



かめや　天玉そば　530円

以前は仕事で毎週来ていた新宿、なんかおいしいものを食べて帰ろうといろんなお店に行きましたが、いつか行こうと思っていながら、名店と言われるこちらには初めてです。
ようやく来れたと思って食べていたら、新橋のお店には何度も行ったことがあるのを思い出した。

新宿でそばというと、もうなくなってしまったメトロ食堂街の「永坂更科　布屋太兵衛」にはよく行きました。いただくのはいつも春菊天そば。春菊天といいつつ、えびがたくさん入ったかき揚げがおいしかった。かき揚げを暖かい汁に沈めて食べるのが好きでした。一度だけ春菊天のもりそばをいただきましたが、沈める汁がないもりそばの時は、揚げ置きのかき揚げが固すぎてちょっと食べづらかったです。。

歌舞伎町に、「いわもとQ」というお店もありました。こちらももうないんですね。残念です。ところてんのような押し出し式の十割蕎麦でした。麺の表面がつるつるしている食感は普通のそばとは違いますが、おいしかったです。

仕事の合間に駅の中の立ち食いそばを食べた時、なんか忙しく働くサラリーマンという感じがいいなあと思ったことを思い出しました。
すぐできて、おいしくて気軽に食べられる。そばは素敵で不思議な食べ物です。

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