2013年05月28日
安田記念 2013 展望その1 マイル路線組
春のマイル王決定戦！G１ 安田記念 2013 の展望１です！
スプリント王、古馬長距離戦の有力馬、マイル常連馬、マイル女王、3歳馬、外国馬…。
すごいメンバーが揃った今年の安田記念！
予想は超難解！！！
今回は1頭1頭に注目して、「マイル路線組」と「別路線＆外国馬組」の2回に分けて展望・プレ予想を行っていきます。
第一回の今回は「マイル路線組」編です！！
それではどうぞ！
東京5週連続G1の締めくくりは春のマイル王を決める安田記念！
NHKマイル、ヴィクトリアマイルに続き、東京芝1600mで開催されます。
近年、血統的にはディープインパクト、キングカメハメハ産駒の調子がいいこの東京マイル。
今年もその傾向は出るのかどうか！？
出走予定馬を見てみましょう。
【海外招待馬】
グロリアスデイズ
ヘレンスピリット
【賞金上位馬】
ロードカナロア
グランプリボス
ヴィルシーナ
サダムパテック
シルポート
エーシントップ
ダークシャドウ
ナカヤマナイト
カレンブラックヒル
マイネイサベル
ダイワマッジョーレ
スマイルジャック
フィフスペトル
サクラゴスペル
ガルボ
ダノンシャーク
【除外対象馬】
トライアンフマーチ
ショウナンマイティ
クラレント
レオアクティブ
トウケイヘイロー
ハナズゴール
ファイナルフォーム
タムロスカイ
サンレイレーザー
なんですが、先日レーティングが発表され、その上位5頭は優先出走権が与えられるということで、
レーティング順位の3位のショウナンマイティが滑り込み。
逆に今のままだとダノンシャークがはじき出されそうです。
それにしてもすごいメンバー…。
クラレントやハナズゴールが出ることすらできない可能性がある時点ですごいですね。
唯一残念なのは昨年の勝ち馬ストロングリターンが怪我で出走できないことでしょう。
気になる馬が多すぎるので、前走路線別に出走対象馬1頭1頭見ていきます。
今回はマイル路線の「マイラーズカップ」、「京王杯ＳＣ」、「ヴィクトリアマイル」、「NHKマイル」の
４つの前走別に見ていきます！
まずは正当マイル路線のマイラーズカップ組。
グランプリボス（マイラーズカップ1着）
昨年の2着馬で、昨年のマイルチャンピオンシップも2着。
過去はこの東京マイルでＮＨＫマイルを勝利。
現在のマイル戦線で今一番ノリに乗っている馬ですね。
スプリント血統のサクラバクシンオー産駒が走っている時点で驚きですが、
もうこの馬にはそういった血統背景を覆す実績があります。
しかもここにきて調教は絶好調ときました。
脚を溜めてナンボの馬ですので、
道中脚を使ってしまう負けパターンもありますが、
今回ばかりは軸から外しにくい存在ですね。
カレンブラックヒル（マイラーズカップ4着）
昨年のNHKマイル勝馬。
前走は前崩れの展開で先行して粘って4着という結果は2、3着馬を上回る内容。
ダイワメジャー産駒と言えばマイルの鬼ですし、父ダイワメジャーも
この安田記念の勝利馬。
現時点でグランプリボスより高い評価というのは難しいですが、
前走が4着という理由で人気が下がるようでしたら狙いたい馬ではあります。
あとは展開が向くかどうかですが、
いい先行馬が揃っているのでちょっと厳しいかもしれませんね。
次に、こちらもメジャー路線の京王杯ＳＣ組は最多5頭が予定。
ダイワマッジョーレ（京王杯SC1着）
中距離路線からマイル路線に変更し、前走1400mの京王杯SCを勝利。
先行有利の渋った馬場を中団か外に回して一気に差し切った力強さは本物。
東京マイルはマイル以上走れるタフさが必要ですし、
この馬もダイワメジャー産駒。ハイペースになりそうなこのレースで
この上がりを持っているのは大きな武器です。
マイラーズＣの方がややレベルが高い気がしますが、
この馬はまだまだ発展途上の気がします。今の所本命候補…。
ガルボ（京王杯SC3着）
前走は冬じゃないのに見事3着を確保しましたが、
内内周って先行して粘ってうまく乗った形なので、
そこまで前走を評価するべきではないと思います。
今のところは消し候補。
サダムパテック（京王杯SC7着）
昨年のマイルチャンピオンＳの勝ち馬。
前走は休み明けで、後方からの競馬になり最後差すも届かずの7着。
それでも休み明け、唯一の58kg、先行有利の流れ、渋った馬場、勝ち馬と0.3秒差
ということを考慮するとそこまで悲観するような内容ではなかったと思います。
ですがこの馬が勝つとするならミドルペース以下が望ましいですが、
それは中々難しそうですね…。
シルポート（京王杯SC16着）
前走は推せども推せどもダッシュが付かず、5番手からの競馬という珍しい、
というより残念な競馬。もともとスタートがうまいから逃げる馬というわけではなく、
逃げたらうまくいったから逃げ続けているというタイプの馬。
今回は絶対逃げたい馬はいませんし、ハナを切れるかもしれませんが
近走を見る限り、ちょっとここは見送りたいですね。
フィフスペトル（京王杯SC17着）
前々走のマイラーズＣでは5着でいい競馬を見せたものの、
京王杯ではまったく振るわず。
もともと中山・京都で活躍している馬なので、
東京のこの舞台は少し買いづらいですね。
次は中2週で参戦になるヴィクトリアマイル組は2頭が予定。
ヴィルシーナ（ヴィクトリアマイル1着）
ヴィクトリアマイルでは2番手追走から直線抜けてホエールキャプチャの強襲を受けながらも見事勝利。
ですが今回はさすがに相手が悪い気がします。
ディープインパクト産駒というのは好材料ですし、
牝馬路線では無類の強さですが、
ヴィクトリアマイルと安田記念ではペースが大きく異なります。
歴史浅いヴィクトリアマイルですが、このローテーションで連対したのは
過去7年でウオッカのみ。
ここは良くて紐まででしょう。
マイネイサベル（ヴィクトリアマイル3着）
個人的にはすごく評価している馬で、牝馬戦線で主役を張れる存在だと思っているんですが、
ヴィルシーナ同様、このメンバーの牡馬相手には厳しい気がします。
ですが、東京マイルの適性はトップクラスだと思いますし、
脚質の自在性もあり、ヴィルシーナよりはこちらの方が面白い気がします。
最後に唯一の3歳馬参戦ＮＨＫマイル組。
エーシントップ（ＮＨＫマイル7着）
過去にリアルインパクトがNHKマイル3着から参戦し、見事勝利を飾りました。
その時のNHKマイルの勝ち馬がグランプリボスだったことを考えると、
かなりハイレベルであり、その中での3着であり、
ディープインパクト産駒だったので激走もうなずけます。
ですが、今回は少し買い材料が乏しいところ。
父Tale of the Catはダート血統なので、
馬場がかなり渋ればチャンスはあるかもしれません。
さて、次回は別路線＆海外馬組の展望・プレ予想です！お楽しみに！！
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スプリント王、古馬長距離戦の有力馬、マイル常連馬、マイル女王、3歳馬、外国馬…。
すごいメンバーが揃った今年の安田記念！
予想は超難解！！！
今回は1頭1頭に注目して、「マイル路線組」と「別路線＆外国馬組」の2回に分けて展望・プレ予想を行っていきます。
第一回の今回は「マイル路線組」編です！！
それではどうぞ！
 第63回 安田記念（GI） |
東京5週連続G1の締めくくりは春のマイル王を決める安田記念！NHKマイル、ヴィクトリアマイルに続き、東京芝1600mで開催されます。
近年、血統的にはディープインパクト、キングカメハメハ産駒の調子がいいこの東京マイル。
今年もその傾向は出るのかどうか！？
出走予定馬を見てみましょう。
【海外招待馬】
グロリアスデイズ
ヘレンスピリット
【賞金上位馬】
ロードカナロア
グランプリボス
ヴィルシーナ
サダムパテック
シルポート
エーシントップ
ダークシャドウ
ナカヤマナイト
カレンブラックヒル
マイネイサベル
ダイワマッジョーレ
スマイルジャック
フィフスペトル
サクラゴスペル
ガルボ
ダノンシャーク
【除外対象馬】
トライアンフマーチ
ショウナンマイティ
クラレント
レオアクティブ
トウケイヘイロー
ハナズゴール
ファイナルフォーム
タムロスカイ
サンレイレーザー
なんですが、先日レーティングが発表され、その上位5頭は優先出走権が与えられるということで、
レーティング順位の3位のショウナンマイティが滑り込み。
逆に今のままだとダノンシャークがはじき出されそうです。
それにしてもすごいメンバー…。
クラレントやハナズゴールが出ることすらできない可能性がある時点ですごいですね。
唯一残念なのは昨年の勝ち馬ストロングリターンが怪我で出走できないことでしょう。
気になる馬が多すぎるので、前走路線別に出走対象馬1頭1頭見ていきます。
今回はマイル路線の「マイラーズカップ」、「京王杯ＳＣ」、「ヴィクトリアマイル」、「NHKマイル」の
４つの前走別に見ていきます！
まずは正当マイル路線のマイラーズカップ組。
グランプリボス（マイラーズカップ1着）
昨年の2着馬で、昨年のマイルチャンピオンシップも2着。
過去はこの東京マイルでＮＨＫマイルを勝利。
現在のマイル戦線で今一番ノリに乗っている馬ですね。
スプリント血統のサクラバクシンオー産駒が走っている時点で驚きですが、
もうこの馬にはそういった血統背景を覆す実績があります。
しかもここにきて調教は絶好調ときました。
脚を溜めてナンボの馬ですので、
道中脚を使ってしまう負けパターンもありますが、
今回ばかりは軸から外しにくい存在ですね。
カレンブラックヒル（マイラーズカップ4着）
昨年のNHKマイル勝馬。
前走は前崩れの展開で先行して粘って4着という結果は2、3着馬を上回る内容。
ダイワメジャー産駒と言えばマイルの鬼ですし、父ダイワメジャーも
この安田記念の勝利馬。
現時点でグランプリボスより高い評価というのは難しいですが、
前走が4着という理由で人気が下がるようでしたら狙いたい馬ではあります。
あとは展開が向くかどうかですが、
いい先行馬が揃っているのでちょっと厳しいかもしれませんね。
次に、こちらもメジャー路線の京王杯ＳＣ組は最多5頭が予定。
ダイワマッジョーレ（京王杯SC1着）
中距離路線からマイル路線に変更し、前走1400mの京王杯SCを勝利。
先行有利の渋った馬場を中団か外に回して一気に差し切った力強さは本物。
東京マイルはマイル以上走れるタフさが必要ですし、
この馬もダイワメジャー産駒。ハイペースになりそうなこのレースで
この上がりを持っているのは大きな武器です。
マイラーズＣの方がややレベルが高い気がしますが、
この馬はまだまだ発展途上の気がします。今の所本命候補…。
ガルボ（京王杯SC3着）
前走は冬じゃないのに見事3着を確保しましたが、
内内周って先行して粘ってうまく乗った形なので、
そこまで前走を評価するべきではないと思います。
今のところは消し候補。
サダムパテック（京王杯SC7着）
昨年のマイルチャンピオンＳの勝ち馬。
前走は休み明けで、後方からの競馬になり最後差すも届かずの7着。
それでも休み明け、唯一の58kg、先行有利の流れ、渋った馬場、勝ち馬と0.3秒差
ということを考慮するとそこまで悲観するような内容ではなかったと思います。
ですがこの馬が勝つとするならミドルペース以下が望ましいですが、
それは中々難しそうですね…。
シルポート（京王杯SC16着）
前走は推せども推せどもダッシュが付かず、5番手からの競馬という珍しい、
というより残念な競馬。もともとスタートがうまいから逃げる馬というわけではなく、
逃げたらうまくいったから逃げ続けているというタイプの馬。
今回は絶対逃げたい馬はいませんし、ハナを切れるかもしれませんが
近走を見る限り、ちょっとここは見送りたいですね。
フィフスペトル（京王杯SC17着）
前々走のマイラーズＣでは5着でいい競馬を見せたものの、
京王杯ではまったく振るわず。
もともと中山・京都で活躍している馬なので、
東京のこの舞台は少し買いづらいですね。
次は中2週で参戦になるヴィクトリアマイル組は2頭が予定。
ヴィルシーナ（ヴィクトリアマイル1着）
ヴィクトリアマイルでは2番手追走から直線抜けてホエールキャプチャの強襲を受けながらも見事勝利。
ですが今回はさすがに相手が悪い気がします。
ディープインパクト産駒というのは好材料ですし、
牝馬路線では無類の強さですが、
ヴィクトリアマイルと安田記念ではペースが大きく異なります。
歴史浅いヴィクトリアマイルですが、このローテーションで連対したのは
過去7年でウオッカのみ。
ここは良くて紐まででしょう。
マイネイサベル（ヴィクトリアマイル3着）
個人的にはすごく評価している馬で、牝馬戦線で主役を張れる存在だと思っているんですが、
ヴィルシーナ同様、このメンバーの牡馬相手には厳しい気がします。
ですが、東京マイルの適性はトップクラスだと思いますし、
脚質の自在性もあり、ヴィルシーナよりはこちらの方が面白い気がします。
最後に唯一の3歳馬参戦ＮＨＫマイル組。
エーシントップ（ＮＨＫマイル7着）
過去にリアルインパクトがNHKマイル3着から参戦し、見事勝利を飾りました。
その時のNHKマイルの勝ち馬がグランプリボスだったことを考えると、
かなりハイレベルであり、その中での3着であり、
ディープインパクト産駒だったので激走もうなずけます。
ですが、今回は少し買い材料が乏しいところ。
父Tale of the Catはダート血統なので、
馬場がかなり渋ればチャンスはあるかもしれません。
さて、次回は別路線＆海外馬組の展望・プレ予想です！お楽しみに！！
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