みかんちゃん日記☆

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今でも記憶にあるのは、生後３か月を迎えるまでの間の寝かしつけ。


新生児ってまず一人では寝てくれません。


しかも、おなかが減れば起き、オムツが汚れれば起き、寒ければ起き、


そして、三時間おきにミルクをあげていたので、


夜12時にあげ、それが３時、６時と続きます。


夫婦で分担したとしてもそれは相当な負担です。


しかも我が家にはエアコンがない（笑）


当時、寒さで赤ちゃんが起きることもありました。









過労が重なり、夜も満足に休めず、休みという休みがない日々が続いたある日、


みかん父は自分で自らの精神状態が普通ではないことに気づきました。


自分で気づいたみかん父はまだ幸いです。


追いつめられる人は、自分が追い詰められているという事に気づかない場合がほとんどです。


解決策は、人に頼ること。


子育ては一人では決してできません。


みかん父がとった対策は、みかんちゃんをみかん母に任せ、一人家を飛び出すことでした。


時刻は夜１時過ぎ。田舎の何もない一本道をひたすらに歩きました。


このまま遠くへ行ってしまえたらどんなに楽か、いやいや、それはお世話になったいろいろな方を裏切ることになってしまう。


こんなことを考えながら２時間ほど歩いたでしょうか。


幸いにも歩く事＝適度な気分転換となり、だいぶ思考が明瞭になってきました。


気づけば、地元の尊敬する先輩、「S」の実家近くまできていたみかん父。


みかん父の家から歩いて３０分ほどのところに位置しますが、


近くまで来たのでよっていくことに。


寄るとはいっても深夜なので周辺を散策するだけです。








週明け、「S」先輩に会ったので、「これこれこういうわけでみかん家を脱走し、Sさんの家まで行きましたよ。」、「見回りの結果、異常なかったですよ」といったら、


「お前が一番異常だ」

「やめてくれ」

「気持ち悪い」と笑い話になりました。


もしも今、子育てに悩む方がいたら、一人で抱え込まず、誰でもいいんで相談してください。


相談までとは言わず、自分の近況を話すだけでもストレスが違いますよ。

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