みかんちゃん日記☆

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生後六か月のみかんちゃん



みかん父の足にすりすり、すり寄ってきます。



また、足をなでなで。すね毛が珍しいのかな？



無駄に毛が濃くていけないと、みかん母から指摘を受けておりましたが、毛が役に立って幸いなみかん父。



ところが、ある日の早朝。



みかん父が寝ていると、



「いててててててて」



すねに走る激痛



なんだ、ついに年かと慌てて足を見ると



みかんちゃんがすね毛を鷲づかみにしていた・・・。



また、別の日、みかんちゃんをおぶっていると、



「いでででででででで」



今度は胸毛を鷲づかみにしていた。



毛に、何かうらみでもあるのかな？みかんちゃん。




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警察署を訪れたみかん母。








�@昨日、みかん父が警察官と思われる人から質問を受けたこと。

�A確かに警察官であったのか疑義があり、確認するため来たこと。


以上を警察署の窓口で伝えました。



�Bそして、ただならぬみかん母の殺気を感じ取ったのか、



窓口の警察官「い、いま、・・・昨日の警察官を連れてきますからっ」



みかん母「そうしてください」



新たな闘争かと緊張が走る警察署内。



やがて窓口にでてきたのは、まだ若く青白い青年。



青年ポリスメン「昨日はありがとうございました。捜査にもご協力いただいて」



みかん母「（いろいろ言った後）・・・、うちの旦那は、〇〇（地域のための活動）に参加していたんです。」



みかん家族の住む地域で〇〇（地域活動名）を言えば、「ああ、あれね」と、地元の人は知っているほどですが、



その警察官は赴任したばかりなのか、「なんですかそれ」といった反応。



ポケモンのリザードのように、みかん母のいかりのボルテージがあがるのを感じ取ったのか、年配の警察官が、



ベテランポリスメン「あっ、いやあ、申し訳ありませんでした。〇〇（地域活動名）の方だったんですね。これからも地域のためによろしくお願いします。」



みかん父が参加する活動は、時には警察署の業務を助けることもあり、そのことを、このベテランポリスメンは知っているのです。



その間、ポカンとするフレッシュポリスメン。






物事や世間を知らないとはこのことであり、それほどこわいものはありません。



「人のふり見て、わがふりなおせ・・・」



自分たちも気をつけなければいけないと痛感しました。





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帰宅したみかん父からすべてを聞いた、鬼将軍・みかん母。



たちまち表情が変わっていきます。



武蔵か、弁慶か、みかん母か。



みかん母「なにそれっ。その人、身分証見せたの？そもそも本当に警察官なの？免許証見せて大丈夫なの？」



マシンガンの様に質問が飛んできます。



これをかわすすべはない。



そして、将軍の将軍様たる所以が発揮されます。



みかん母「明日、わたし警察署に行くから。その時の警察官を問い詰めるから。」



地球上の人類「・・・・」



警察から問い詰められることはあっても、警察官を問い詰める女性はなかなかいないと存じます。



みかん父「（こ、このひとにさからっっちゃ　おいねえだ）」



（対応を間違えると、島送りにされる・・・）



みかん父「あ、明日、私は仕事なので付き添うわけにもいきませんが・・・」



みかん母「関係ないわ。私一人で行くから」







つづく

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