トイレのつまりには大きく分けて、便器のつまりと汚水管のつまりの2種類があります。つまりを直す時はそのどちらかを見極めてから修理することになります、マンション等集合住宅の場合は便器でのつまりが大部分で、もし汚水管のつまりとなると、自分の家だけというわけにはいかなくなるため、ここでは省略させて貰います。
つまっている場所の確認方法 汚水管のつまりの場合はこちら
便器のつまりとなった場合、かなり有効な方法として便器のトラップ部に直接手を入れて異物をつかみ出すということがあります。 私の手は残念ながら大きすぎて入らないのですが、修理に伺ったお宅の奥様に上記の方法で取って貰ったことが何度かあります。(修理代はしっかり貰いました (^_^;)
この方法は ちょっと抵抗あると言う方や異物に手が届かなかった場合、もし、異物が判明していて、それがかなりな重量があったり、堅い物だった場合、それが汚水管に流れて、汚水管がつまってしまうと大変なことになるので、水道屋さんに頼むようにした方が無難です。汚水管に流してしまっても、平気そうな時は例のゴムのカップに棒が付いた、いろいろ名前があるようですが、私は「スポイト」と呼んでいますのでそれに統一させて貰います。
最初にトイレの外に桝があれば、その下流側に便器からの異物が流れていかないように,邪魔物を置き、邪魔物は異物が来た時一緒に流れてしまわないような物にして下さい。
さて、いよいよ汚物と対決です、右図のようにスポイトを便器の流出口に合わせ、ゴボゴボという感じで、2、3度押したり引いたりします、あまり勢いよくやらなくても大丈夫です。 スポイトが吸盤作用で便器に吸い付いたような感じになりますので、中の異物を吸い出すような気持ちで多少勢いよく引き抜きます、あまり勢いよく引くと汚物が散らばると言うこともありますので、その辺はお好みで。こんな動作を3、4度繰り返せば大体流れてしまうものです、少し気長にやって下さい。 ある瞬間「ズズーッ」と汚水が流出口に吸い込まれて行くのを見る時、かなり幸せな気持ちになります。その後、2度ほどタンクの水を流し、溢れてくるような様子がなければ、表の桝の所で異物を確認し、邪魔物を取り除きます。
これで完了と行きたいのですが、異物が箸とか、鉛筆のような細長いものですと、廻りにくっついていた汚物やトイレットペーパーなどだけ流れて細長い物が残っている可能性があるので、トイレットペーパーをいつもより多く(軽くこれくらいの大きさ って言っても見えないか?リンゴの大きいのくらいかな?)に丸め2、3度流して、異常無ければ完了です。
いくらやっても流れなかったり、水だけ流す時は流れるのに、トイレットペーパーだと溢れそうになる場合は水道屋さんに頼んで下さい。
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