南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

最近、メナドのスーパーでこの”さつまいも”と書かれた袋を何回か見かけ、気になっていました。
メナドにはバタータと呼ばれる甘いイモはあるものの、白く、形も違う。さつまいもを見る機会は極めて少なく、注文しても買ってきてもらった試しがないので、もう何年もさつまいもの事など忘れていたのですが。

ここブナケン島でも、バタータにしろさつまいもにしろ、料理というよりは、”貧しい庶民の食べ物”　程度の位置づけのようで、使う事をリクエストされた事もなく、ゲストメニューはおろか、スタッフ食として出てきた事もありません。

でもどうせ食べる甘いイモなら、やはりあの紫の皮のついたさつまいもが食べたい！　この日本語の入った袋入りに「もしや日本人がつくったもの？」という期待感があり、メナドに行った際、試しに一袋買って来ました。　

細めのイモが８つくらい入っていて、
ジャパニーズスイートポテト　Net1,000g Rp30,900（日本円で300円くらい）とあります。

天ぷらに少し、残りは鍋ひとつでつくる「大学芋」に。黒ごまが滅多に手に入らないので、白ごまの大学芋でしたが、美味しかったー！　　あっという間に消費しました。

これからはもっとさつまいもを楽しもう！と思い、今度はうちの買い物＆ドライバー担当ヤンチェに注文。　袋まで渡して、どこのスーパーに買いに行くか指示もしているのに、

「売ってません」　の冷たい一言。

あんなにたくさん店にいつも置いてあって、今日に限って品切れって事は考え難いのですが、ヤンチェ曰く、　「品切れ」だそうで。

疑うのは悪いけど、彼の場合は、自分がいつも行く、港近くのスーパーで売っていなければ、全て「品切れ」ということになってしまうのだそう。

その指定のスーパーに連絡してあることを確認してから彼に指示をしても、

「いまはもう売り切れです」　

オオーイッ．．．？！

キューピーマヨネーズにしろ、ブルドッグソースにしろ、さつまいもにしろ、彼に言うと全て売り切れ。　売り切れの品が続出しているメナドのようです。　

やっぱ自分でいかないとダメみたいだなぁ〜．．．．．．（溜息）