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2013年04月09日
パラサイト(寄生虫)ダイビングもいいが、マナーってもんは考えとくれィ!
タワラポイントに珍しくゴーストパイプフィッシュ(ニシキフウライウオ)がいました。時期としてはやや早めにも思えますが、嬉しいサプライズ。
ちなみにこのダイブでは、メナドから来たボートのお客さんを連れた、別のダイバーグールプ3人に、延々とひっつかれるハメに。
普段は滅多にガイドなどしてない人(ボートの船長さんを兼ねることも)が、メナドからお客さんを連れてきて、一応一緒に海に入るけれど、 何がどこにいるか、何を見せるべきか、全くわからず、近くにいるグループにビッタシ! パラサイト(寄生虫)のように張り付いて、そのガイドが見せるものを、そのまま自分のお客さんに見せる、という、クラシック!とも言えるスタイルをとるガイドがたまにいるのですが、今回は正にそのパターンのよう。
細かいことは言いたくないけれど、そのうちの一人はなんと使用禁止であるはずの”グローブ”を着用[E:shock]しており、中性浮力がとれずに立ち泳ぎしっぱなし。 水中フォトを撮ろうと頑張っているうちのゲストのまわりを、砂を巻き上げてグルグル。
うちのゲストが写真を撮り終えてから、さあでは今度はワタクシも...とゴーストパイプフィッシュに近づいても、そのガイドとお客さんも、順番を待たず、一緒になって近づいて来る始末。 この時も「相当砂を巻き上げて泳ぎ回っていた」 そうです。
巻き上げがわざとじゃないのは勿論わかっていますが、こちらが先に見つけ、写真とってる私達のグループに、パラサイトする側のガイドさんがもっと気遣いするべきでした。
その数分後、今度はうちのスタッフ君が見つけたわずか5ミリ程度のポントヒピグミーシーホース。
狭い穴のような場所ゆえ、うちのゲストも辛抱強く待って、一人一人順番に見ていたら、 この別のグループがすぐに追いついて来た。
肉眼での確認も難しい数ミリの被写体ゆえ、じっくり写真をとりたいので、彼らがこの狭い場は当然スルーしてくれる事を期待。
彼らが離れていくのを少し見送ってから、「さあ写真撮影!」 と安心してシーホースに近づいたところ、
「待ってました〜ッ!!」 と言わんばかりにこのガイド君がすっ飛んできてしまった。
”離れるフリ”をしてたんですね。
この時点でさすがのワタシも、水中とはいえ頭から蒸気が出てたかもしれません(`Д´)
自分で探せないのは仕方ないけれど、こんな狭いところなのだから、目安つけておいて、ずっと後で戻ってくるか、本来ならスルーすべきところ、このガイド君、 何がなんでも今見せなきゃ!って感じで、私の横にへばりついて動かず。
それだけでもかなりプレッシャーでしたのに、彼のゲストも私の近所をウロウロ泳ぎ出して、私のタンクにもぶつかり始めた。
そこまでされたら落ち着いて写真など撮ってる場合じゃないっす。 狭い穴のような場で、他の人に迷惑かけずに中性浮力無しで5ミリもん観察は、さすがにムリだってばぁ〜(泣) 水中でもちょっとしたマナーは必要だと思うんだけど..フムム...
というわけで、また今回もダメでした〜。 近い将来、ピントのバッチリあった5ミリ程度のポントヒ君の写真、ぜひ撮ってみたいもんです。
代わりに、なかなか美しいと思った、サンゴの壁の穴にたまったダイバーのエアバブル写真をドーゾ!
4月のブナケンの海。
ジュゴン遭遇があってから、わずか二日後。
今度はチャチャの前でスノーケリングしていたゲストが、なんと水中でイルカと遭遇。 むこうから近寄ってきたそうです。 なんとラッキーな!!
幸運なニュースが続いてますが、水温は相変わらず29度から暖かいときには30度。
日本の桜島のようなロコン山がまた噴煙をあげたのが影響が出ているのか、透明度も若干落ちていたので、気になっていましたが、4月に入ってからレクタンポイントでダイビングした際はこんな感じ。
スパインチークアネモネのカップル