南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

本当は甘えん坊で可愛がってほしいくせに、ゲストを警戒していつも殆ど遠巻きにして近寄らない、ゲストから「負け犬」なんてあだ名までつけられてしまってるゴンゾー君（写真右）。でも見て下さい。この大人っぽい落ち着いたゴンゾー君のチコ（写真左）を見るまなざし。チコが一ヶ月前にうちに来た時から、チコの遊び相手として、アニキ（兄貴）分として、ずっとチコちゃんの相手をしてくれてます。彼自身もまだ１歳だけれど、もう立派でハンサムな”オトコ犬”の貫禄。近寄り難いけど彼の持つ不思議な愛嬌さから、ゲストからも人気のあるゴンゾー君。彼はその瞳の色から、正面から見ると、ハスキー犬のように見えることも。

干潮時のリーフトップにいたアオヤガラの幼魚。ひとすじの竹の切れ端が近くを浮いてたんですが、それに成りきっていた様子で、何度かよーく見ないと、やはり目の錯覚では？と疑ってしまうほど擬態上手。

季節的な太陽の角度のせいか、島の反対側に落ちる夕日の反射による赤い色が普段にもまして広い範囲で海に美しい色を反射させます。

チコも海岸に出て来ると大はしゃぎ。必死になって穴を掘ってみたり、ゴンゾーと取っ組み合いはじめたり。浜に落ちてる海藻などを口にいれてみたり（これも拾い食いっていうのでしょうか）。

こちらに来てから２０日あまり。体重５キロ増し。まだ生後２ヶ月半程度なのに、すっかり立派な小型犬サイズになりつつあるチコ。体重１２キロです。

顔にも態度にもいろんな表情を出すようになり、ますますゲスト、スタッフ、誰からもいっぱい可愛がられてスクスク育っております。