2008年12月03日
ブナケン島の大掛かりな桟橋工事
いきなり始まった?ブナケン村の桟橋工事の様子です。今ある地元民用の桟橋のどうやら左側に、幅広の大型桟橋をつくるようで、土台にするのか、大きな岩のかたまりを今ある桟橋左手に落とし、コンクリの杭を海に打ち込む作業が連日行われています。
ここ、ぜんぶ、珊瑚礁のリーフなんですが....唖然。
村への燃料等を補給する大型船が発着できる桟橋、ということらしいですが。
リアンビーチの桟橋も拡張工事予定らしく、現在砂のいっぱい入ったズタ袋が積み上げられてます。
来年世界からのVIPがたくさんやって来る、といわれているメナドの海洋博のためもあるのでしょが、メナドにもホテルやモールがどんどん建設されてるようで、正に建築ラッシュ。珊瑚や貴重な魚たちがいたハーバーを埋め立ててモールを建てているところもあります。
やるときゃやる、って感じで、こういう開発だけは非常にさっさと事が進むのが現地の特徴。その速さに目を疑いたくなるほどです。こういうの、何で見に来ないのかなあ、自称”環境保護のエキスパート”という人。
といいますのも、ここ1、2年、私が日本人であるということから、日本関連の仕事の縄張りを独り占めしたいらしき人から公共の場で嘘尽くめの嫌がらせを受けたりしてるんですが、環境保護エキスパート、という肩書きをそれほどまでに自慢し、ぶつけてくるなら、この杭のうたれるブナケン村前の珊瑚礁のリーフ上に体を張って立ちはだかってでも、この桟橋建造計画に抗議してほしいところです。
こういう人に限って実際の現場に来るのは、1年に1回あればいいほう。
環境エキスパートと聞こえだけは良いですが、政府から予算が出て雇われた時だけ、ズカズカと島に来てうんちく言われても、何も解決しませんが....少なくともここの地元では。
それほど本気なら、長年にわたり頻繁に島に通って地元民事情もよく調べ、自分のお金でプロジェクトを起こし、その上でこういう工事を目の当たりにしてほしい。真に島の環境保護を考える、ローカルのきちんとしたポジションの環境保護活動家の方たちがいたら、こんな大掛かりなブナケン島の桟橋プロジェクトなんてまだまだ実施されなかったことでしょう。残念なことです。
でも不思議なことに、このエキスパート曰く、地元民がいくら破壊活動をしても、「そういうのは全く環境には影響していない」そうです。(あーあ、ティピカルだなあ...ホントに)
話がまったくロジックじゃないのに加え、目的が「その他をワルモノにし、日本人関連仕事の自分の縄張り完全確保」が目的なわけだから、珊瑚とか環境保護とは本来何の関係もないから、こういう桟橋工事が行われてても知らんぷり。「うちにあらぬ噂をたてた時のような勢いを見せてくれーィ!」とひと言叫びたい。
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