2012年07月02日
駄洒落言ってる場合じゃないアニス酒”ぺルノ”
日本人ゲストからの頂き物”ペルノ” (ご馳走様です!!)
ペルノというこのお酒は、ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に複数のハーブ、スパイスが主成分の薬草系リキュール、とのこと。
昔は”アブサン”という名称だったそうで、小説などでその名前を目にした事はあっても、実物を見るのは初めて....
ニガヨモギの香味成分”ツヨン”により幻覚作用を引き起こされるとされ、1898年に製造販売中止になった事もあるお酒だとか。 現在はその成分許容量を落とすことで、製造販売復活。 フランスの芸術家たちによって愛飲され、もともと安価なアルコールだったため、アブサン中毒で身を滅ぼした有名人として、画家のロートレックやゴッホもそのうちの一人だとか。
ペルノ自体はほぼ無色に見え、アルコール度が強い為、水で薄めるように、と言われたけれど、水で薄めると、ほれ、色が不透明に変わります。 イエローというか黄緑グリーンっていうか。バスクリン色っていうか( ̄▽ ̄)
でもって常温でキープのリキュールゆえ、冷たい水で割ったはいいけど、あんつーか、その匂いがとっても不思議!!! 「なんだコレ???」と混乱したあげく、気がついた。
そーだ、これは主要成分であるアニスの匂いである事が発覚(八角)した。
と得意げに駄洒落を書いてみたものの、更に調べると、私が成分の一つと勘違いしていたスターアニス(八角)と、このお酒に使われるアニスには、植物学上、類縁関係にはないとのこと。 つまり全くの他人。 単に似た味と香りを持ち、八角のほうがアニスより安いため、代用品として使用されることがあるのだそうです。
一方、アニスのほうは、アニシードという、カレーなどにも用いられる香辛料なのだとか。
似て非なるもの、って言う事?? 名前も殆どそのまんまだってのに....紛らわし...
割らないほうがまだ飲める、ってな味の、不思議で特殊な味のリキュール。 今後どのように頂きましょうかねぇ。 カクテルレシピもチェックしてみよっと。
お料理ソースにも使えるようで、ホタテなどがあれば、ぜひ”アブサンクリームソース”なるものをつくって食してみたい気もします...。
21世紀に蘇る緑の妖精 ペルノ・アブサン 700ml 68度 正規代理店輸入品 Pernod Absinthe リキュ...
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