2011年12月10日
イライラの続き...
イライラの続き...
今朝も、こちらで10年以上は飲んでいる、オーナー病気&ストレス対策用のプロテインジュース(プロテインパウダーをジュースとミックスして飲むやつ)をうちのウエイター君にオーダーしたら、なぜかマンゴとジュースミキサーが出て来た。
(owner) 「...?? 何つくんの、あんたッ?」
(staff) 「え? マンゴージュース」
「マンゴじゃなくて、プロテインジュースよ。」
「 プロ?...? ナンすかそりゃ...?」
「[E:annoy] なぬぅ??????」
全員を問いただしてみたところ、ウェイトレス、ウェイターはもとより、キッチンスタッフ全員が、”そんな飲みモノ” は知らん、と言う。 オイオイ...
い
くら数人のスタッフが新しく入れ替わったとはいえ、もうみんなここに短くても数ヶ月はいるでしょーが。今迄何十万回と作らせてきているのだから、知らねー、ってのはないっしょ。
切れたねッ....
全員にメモ用紙とペンを持たせてレシピを書かせることに。 で、書かせようとしたらここでもまた一騒動。
キッチンで長年働く女性スタッフ、既にサブシェフになってもいいくらいなのに、レシピを書いて覚えなさいと言ったら、 彼女からこんな一言が。
「私、目が悪くてよく見えないのでメモ書けません。 」
「メガネかけなさい。」
「メガネなんて持ってません!」
この女性、老眼らしく視力が悪いと以前から愚痴をこぼしていたので、ラフからメガネを使用するよう勧められていた筈なのに、実は、家にメガネを置いて来ているらしいのだけれど、なぜか職場には持ってこない。
”メガネなんて持ってません!” ...ッて威張るなよなぁ〜。
「そんな言い訳は退屈で聞き飽きたってもんだ。 私だって見えなきゃ生活不自由だし仕事にならないからメガネを自分で働いたお金で買って使用している。 仕事を続けたいなら、メガネが必要なんだから、もらったお給料で買ってくればいいでしょう?」
「メガネ買う前にメナドに行き、ドクターに行って視力を調べる必要があるのでそんな事(忙しいので)やっていません。 それにあんなもの持っていても壊れちゃうので。」
「そういう事のためにも、お給料と休暇も会社からじゅうぶん貰っているでしょうに?」
(この彼女も無断欠勤をする人なので)
最後までメガネを持参することには応じませんでした。勿論メガネ購入を強制できないのはわかっていますが....
でもって結果として、メインシェフが休暇に出ると、
「私達、このメニューはメインシェフがいないので作り方がわかりましぇーン。シェフからも全然教えて貰っていましぇーン。」
と逃げられるハメに。作れないメニューが予定にあっても、当日直前まで黙っています。(ひぇ〜ッ)
献立表は既に決まっており、普段からあれほど、メニューは全部勉強して作れるようにしておくよう既に何千回も言われていても、です。
ノートやボールペンをいちいち支給しないと書かない、支給しても書かない。 レシピを自分で書いていないから何年うちで働いていても、うちのレシピを作れないし、覚える気も大したプレッシャーも感じてない。 つまり、最初に働きに来た時から知識を増やしたわけでも、料理人として学ぶべき事を学んでおらず、ご本人の能力としては何も変わってないのに、給料アップだけは執拗にリクエスト攻撃。
こちらの国の方々は一般的にキャリアアップをあまり望まず、小さな幸せがあればハッピーと、以前インドネシア関連のどこかのブログや掲示板に書いてありましたが、うーん、当方の目から見ていると、
”キャリアアップは全く望まず、責任重要な仕事をまかされる事は絶対に嫌なので避けるのが鉄則、でもハッピーはビッグに、給料もビッグにゲットする!”
というのが、当方から見た現地の方々の実情の姿じゃないかなーと思いますが...
もちろん全員がというわけじゃありませんよ。(どうぞ誤解のないよう...)
最近は良くやってくれる子がようやく定着してきているし、ダイヤの原石みたいな人がいる事も確かで、そういうスタッフに巡り会える事もあり大変ラッキー。 まだまだホープ(希望)は大です(^-^;
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