2011年10月10日
センジュミノウミウシと黄色いハナヒゲウツボに遭遇!メナドの海
10月4日天気[E:sun]晴れ 気温31度 水温29度 透明度15m カレントほとんどなし
本日ダイビング、Tiwohoへ行ってまいりました。
久しぶりのこのポイントですが、やっぱりマクロの世界は健在です。
アネモネシュリンプやクリーナーシュリンプなど、小さいエビ達を沢山見ながら進んでいくと、スポンジの上に、センジュミノウミウシ*(下写真)のってやつがちょこんと乗っていて、実は前から玲子さんにこれもいるよといわれていたのですが、実際に見たのはこれが初めて!うにょうにょした動き・・感動的です。
でも思っていたより大きくて、なんで初めて見るんだろう?って感じなんですが、まぁダイビングで見るものなんてそんなものですよね(笑
そしてゲストの方達もとっても楽しそうにキョロキョロしながら、マクロの世界を楽しんでいます。 コールマンウミウシやシロウネイボウミウシなどウミウシ三昧の後、しばらくぶりなのでいるかいないか確信がないながらも、以前青いハナヒゲウツボがいたあたりをチェック。 するとなんと!
黄色のハナヒゲウツボが!
ハナヒゲウツボの成長の速度など分からないので、同じ固体の青かったハナヒゲウツボが成長して黄色くなったのかは分かりませんが、ラッキーな発見でゲストと一緒に大喜びです。 なんとか出てきてくれないかなぁと目の前にカラビナをちらつかせたりして、写真撮影成功、ダイビング終了となったのでした。
「時間がまったく足りないわ!えっ?もうそんなに時間たっていたの?まだ30分くらいかと思っていたわ!」
と、ゲストが時間を忘れるほどの楽しみっぷりはこのポイントならではだなぁ・・と久しぶりのTiwohoに大満足のゲストと私なのでした。
コメント:YUKO
*センジュミノウミウシという名前は、モニョモニョと多数に伸びている背側突起を千手観音の手に見立てた事から来た名前だそうです。
よくみてもどこが頭なのかわからないくらい、触角と頭触手がこの背側突起と同色デザインになっていて、餌から取り出した刺胞細胞をこの背側突起に装着してイソギンチャクに改造する事ができるのだとか。
そうなると刺胞毒のある事で知られるイソギンチャクのこと、外敵から攻撃される確率もかなり減少。万が一攻撃されても、頭でなく背側突起であれば、その一部を切り離してでも、敵から逃れる事が可能なわけです。
背中にヌードルを乗せたような、海草だか藻だかわからないように見えるこのウミウシですが、実は防御機能満載の生物だったんですね。
(追加コメント:管理人)
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