南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

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カレンダー上だと今日はフライデーの命日です。もう２年になります。

2001年８月３１日の午前２時という夜中にひょっこりうちに現れ、私だけを起こして、会ったこともないのに、警戒するでもなく、嬉しそうにシッポを振って近寄ってきたフライデー。　仕方ないので部屋に入れ一緒に寝たら、安心したようにすーすーと寝始めた不思議な子。
現れたのが金曜日だったのでフライデーと名をつけたわけですが、まだ生後数ヶ月くらいの、女の子ワンコでした。迷い犬の知らせを出しても、名乗り出る村人は不思議といませんでした。

その２ヶ月前である６月に亡くなったキューちゃん（当時ブナケン村であったビッグウェディングのご馳走となる犬（７匹）を探していた猟師の手にかけられた）の「生まれ変わり」ともいえる不思議な出会い。膝に飛び乗るなど、キューちゃんと仕草行動までそっくりだったフライデー。

１年前くらいから咳込み始め、体がボロボロになり食事が喉を通らず瘦せこけても、注射器を使ってあげるお薬入りミルクを一生懸命飲み、最後まで生きようと数ヶ月は非情な闘病生活を続けたフライデー。

８年一緒に暮らしてきたそんな彼女が、遂に夜中、私を呼んだのです。
家で寝ていたので、ダイニングエリアで寝ていたフライデーが声をたてても、こちらに聞こえる筈がないのですが、呼ばれた気がして急に目が覚めたのです。

「どうしたの？フライデー．．．痛いの？」とタオルで体をつつんでやりながら声をかけると、軽く咳をした後、静かに血を吐き出し始めたのです。初めてのことでした。
深い息をしながら静かに吐かれる血、フライデーの静かな瞳を見て悟ったのです。これがフライデーからのお別れのサインなんだ、って。　彼女はこの為に私を呼んだのだと。　偶然だったかもしれませんが、彼女がうちにやって来たと同じ、金曜日の午前２時の出来事でした。

2009年５月９日土曜日、獣医さんを呼びました。それでなくても恐がりで、チャチャきってのお嬢様ワンコであった彼女が、これ以上の恐怖や苦痛を味わうことのないよう、私の手の中で彼女は永遠の眠りについたのでした。
悲しみにくれる中、その年のゴールデンウィーク中にいらしていたゲストM子さんに、

「それでいいの。飼い主には時にこういう決断も必要なの。みんなに可愛がられてフライデーも幸せだった筈。彼女はきっと虹に乗って天国に行くのよ。」

という温かいお言葉と励ましを頂いていたのですが、なんとフライデーの逝った二日後である５月11日に、チャチャ前の至近距離に、なんと、とても大きな虹が出たのです（写真）。

「あー、あれにフライデーが乗っていくんだなぁ。いよいよ天国に行くんだなぁ。」
M子さんの言ったとおりなんだ、って素直に思えました。有り難うございました。

その１ヶ月後の６月11日。フライデーの事を話した友人から小包が届きました。「この状況にぴったりのハンカチがあったので貴方にと思って。」という優しいメッセージと共に、虹の下で遊ぶ犬の刺繍のついた、とてもほんわかムードのハンカチを頂きました（感謝！感謝！）。

ところが、包み一つではなく、もう一つ封筒のようなものが。（続きを読むをクリックしてね！）

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シラデン島で潜るYUKO

５月３日　天気：晴れのち曇り　気温32度　水温29度　透明度15m　カレント少し
本日ティムール2＆シラデンポイント

初めての体験ダイビングに挑戦というゲストお二人と、以前2回体験Dをやったことがあるというゲストお1人、合計3人での体験ダイビング！　

スキルは問題なく終了したものの最初の1本目はなかなか耳抜きが出来なかったりして断念してしまった初体験のお二人ですが、シラデンで再挑戦！

少し緊張もほぐれてきたのかゆっくりと水中へ降りていくとなんとか耳抜きもクリアして3人で体験ダイビング出来ました。
最初は私と手をつないだり、タンクを持ったりしていましたが、慣れてくると自分でちゃんと泳げます。とても優秀な体験ダイバー達にびっくりしつつ、一緒に楽しんじゃいました！　　

「普段はスノーケリングで見ている海の中は平面的だったけれど、ダイビングしたら立体的に見えてすごく面白かったです」

とゲストの方から言われて、なるほどぉ・・・
上から見たらただの丸にしか見えない珊瑚も、潜ってみたら岩のようだったり様々な形をしていて面白いんですよね。

ダイビングは３Dの世界だったんだ[E:sign02]

魚達と一緒に泳ぎ、綺麗な珊瑚に見とれる大満足の体験ダイビングとなったのでした。
でも、本当に皆さんお上手でびっくりしました！是非オープンウォーター講習を受けてダイバーとなってまたこの海に帰ってきて下さぁ〜いね！

コメント：YUKO

いつもはハンティングに忙しいカスミアジ。

先日チャチャ２で出会ったカスミ君はひたすらウォールの”ひとっところ”に執着していました。何かどーしても諦められない様子で、ダイバーの私たちに警戒しながらも延々とその場を動かず。

よほど好物の獲物でもいたのかな〜(￣▽￣)

３月に遊びにいらして頂いたご家族ゲストN家のToshihiro君です。彼にも、絵の才能の泉がこんこんと湧いているらしく、（失礼ですが）７歳の男の子が書いたとは思えない、素晴らしくインパクトのある絵を書いてくれたのです。　

上は、彼の見たライオンフィッシュや水中のお魚たち

これはチャチャのワンコたち　
ちゃんとチコのサイズの大きさも強調されてる[E:coldsweats01]

「おばちゃんにもしかして絵くれる？」と聞いたら、「チコの絵を書いて後で送る」と約束してくれたのです。そしたら他の絵も一緒に送って下さいました。
大事なToshihiro君の大作を2点も頂いてしまい恐縮ですが、大切にします！
Toshihiro君、そしてNファミリーの皆様、どうも有り難うございました[E:sign03]

天気　[E:sun]晴れのち曇[E:cloud]雨[E:rain]　気温32度　水温29度　透明度15m　カレント　少し

本日ダイビング、スノーケリング、テイムール２へ行ってまいりました。
今日も私はスノーケリングのガイドでしたが、なんとGW中のスノーケラーの方大勢！！　
みなさんしっかり近くにまとまり、一緒にスノーケリングを楽しんでくださいました。

そんな中ツユベラの幼魚を発見！教えてあげると経験スノーケラーの方が潜ってツユベラにご挨拶、ところがあがってくると彼が「ウツボにご挨拶されちゃいました」と一言。

えっ？ウツボ？？　[E:flair]

下を見るとなんとすぐそばの珊瑚の間からハナビラウツボがニョキ〜ンと顔を出しています　　

「みなさぁん、ウツボ！ウツボです[E:sign03]」　　

するとスノーケラー大集合！

それぞれ写真をとったり潜って見たりと大喜びです。その後もアンナウミウシやイカの群れ、スティングレイなどなど・・

もちろんクマノミなどよく見られるものも含め、全員大満足の楽しいスノーケリングとなったのでした。　

スノーケリングの最後はちょうど同じところで終了して浮上してきたダイバー達と合流、最近ダイビングしていなかった私は、サムの器材をぶん取り２ｍダイビング！　１人まだ水中に残っていたゲストの方と一緒に泳いでいると、岩の下にスティングレイを発見！

この子、体をかなり岩の奥のほうに隠しているものの、そのせいで反対側に回ると尻尾が出ている！　　う〜ん・・頭かくして尻尾隠さずですか！　　

そのまぬけなスティングレイを二人で楽しんでいるとボートがお迎えに来たのでダイビング終了です。　

ほんの少しの間でしたが久しぶりのレギュレーターからのエアは効果ありで私をフレッシュな気分にさせてくれたのでした(*￣ー￣*)

コメント：YUKO

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

どうも年代やや高め、当方くらいの年代の日本人ダイバーの方の間では、ウツボはなぜか価値のないもの、見るにも及ばないもの、という認識が植え付けられていて、昔の”熟練ダイバー”によるスタイルなんでしょうか、

「ガイドにウツボなんて見せられて困ったよ。」

って皆の前で啖呵を切るダイバーが多かった気がします。

子供時代に行った真鶴の海で、兄が「ウツボ、ウツボ！」って叫んでるのを聞いて、

「え？この海はそんなにまだ自然が残っているんだ！！」

って幼いながらも感動した記憶があります。

とはいえまだ小学校低学年でしたから、こちらの足に今にも飛びかかってきそうな海底のウツボを想像し、内心相当ビビっていたのですが(^-^;

自然の中に育つウツボをじっくり観察するチャンスって、日常生活ではそんなにはないはず。珊瑚を家にしているウツボたちをよーく見ると、なんとも魅力的で美しい生物ですよね。

口の中にクリーナーシュリンプや、ベラが入ってお掃除しているのを目撃したりもします。なんといってもデジカメ世代には、たいへん良い被写体になってくれますしね[E:smile]　
ということで、管理人もウツボのファンです。

でも親しみを感じ過ぎて、つっついたりしないよーに。餌と間違えて噛まれる人が後を絶たないようですから＼(;ﾟ∇ﾟ)/

追記コメント：管理人

ゴールデンウィーク前のとある日。
かき入れ時を直前に控えてるにもかかわらず、自分の口で約束した契約期限も守らず、勝手に別のリゾートとの契約優先、突然やめて行く重要ポジションにいる従業員など、日頃からスタッフに関してはストレスフルな日々が続くせいか、遂に体調を崩し胃腸にきてしまった！　
普段は洋食オンリーで全くノープロブレムな管理人でさえ、こーいう時は日本の食べ物しか口に入らなくなります。たとえそれが全部インスタントでもね、へヘヘ...　(^-^;

ゲストに無理をお願いして大量購入したカップスープや梅茶漬けの2点は病気の時の最高の友。ふらふらしつつ、ウェイトレスちゃんに、これはこのカップ、この水の量で、ご飯はこのくらいで、ここにふりかけて、とご丁寧にできあがった際の絵まで見せた。

ところがぁぁぁ.........　[E:annoy][E:annoy][E:annoy]

来たのはご覧のとおりの結果。

スープのこれはコーヒーカップに、って行ったじゃないかぁ〜....　なんででかいボウルに入ってるの？？　お茶漬けはさ　”つけ麺”　じゃないんだってばー。ご飯と一緒に、っていったじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ......[E:shock]

と内心怒りをとおりこしてすっかり落胆。胃腸悪くても多少は存在した「食欲」が更に失せるというものです。

でもこの国にどーいうわけか長年サバイバルしている我らのような達人？外国人ともなりますと、

「スプーンをつけてくれただけでも、有り難いなぁ。」

と感謝の気持ちさえ感じるようになるものなのです[E:shine]　
　（ホントかぁ〜？？？[E:dash]　）

コメント：管理人

天気　晴れのち曇り、雨　　気温32度

本日スノーケリング、レクアン３とシラデンへ行ってまいりました。

日本人のゲストの方とご一緒でしたが今日のスノーケリングはすごかった！　　
ゲストの方はカメ4匹とハナビラウツボ、そしてなんとシラデンでハダカハオコゼを見てしまったのです！　　

ちょっとぉ！ダイバーどこよ！ここにハダカハオコゼがいるんですけどぉっ！＼(;ﾟ∇ﾟ)/

と大興奮した私はゲストの方にお願いしてカメラを借りて写真撮影！ところが・・使い慣れていないカメラと私の腕の悪さのせいでピントが合ってないの！がっかりです[E:sad]

何気なく潜って覗き込んだスポンジの中にじっとしていたハダカハオコゼはとってもかわいらしく、クリーム色の体を時々もそもそ動かしながら私にウインクしてくれました（ような気がする・・・）　　

ちょっと曇りがちだったけれどとっても楽しいスノーケリングでゲストの方も大満足！　　スノーケリングでカメ4匹もなかなか見られませんからねぇ・・・

カメラを持っていかなかったことを残念に思う私なのでした・・・ハダカハオコゼ・・・だもん（；ω；）

本日ダイビングはお休みです。
ゲストの方も全員出発されてチャチャはとっても静かです。そんな中サム君はメナドへショッピング！
そして私はお部屋のお掃除！久しぶりに床をモップで拭いたり勢いにのって家具の配置を変えたり、実は以前から扇風機の位置と服をしまっておく棚の位置が気に入らなかったので思い切って模様替えですよ！

するとかなりお部屋はすっきりして広くさえ感じられるようになりました[E:coldsweats01]　ただ、サムの私物に関してはあまりいじくれないのでそこはあまり変わらないんだけど・・・　　そんなイライラを感じながらのランチタイムにメナドにいるサム君に20項目のショッピングリストをメールで送信！

内容はビックマック、チョコレート、バタークッキー、赤ワイン、シャンペン、キャンドル、私の新しいウエットスーツ、マッサージイケメンボーイ、ブルドックの子犬、日本往復チケット（お小遣い含む）などなど・・・

思いつく限りの20項目のショッピングリストを送りましたがその効果もなく帰ってきたサム君からもらったのは、

半分食べかけのチョコレート・・・　[E:shock]　

笑顔で半分こだね！と言われてショッピングリストはどうなったんだい？とは聞けなくなってしまう私なのでした。
ううっ・・・よ・弱すぎる私・・・(｡＞0＜｡)
コメント：YUKO

天気晴れ[E:sun]　気温32度

今回チャチャに1週間程滞在されているベテランスノーケラーのリピーターゲストのNさん、毎日スノーケリングタイムをとても楽しんでいらっしゃいます。

全身ウエットスーツにキャップ、マスク、スノーケル、フィンと完全装備で毎日スノーケリングに臨みます。もちろんカメラ持参で水中写真もとりまくりですが、毎日のコンディション評価もバッチリ！

天候と透明度の関係、光の入り方なども考えながら写真撮影に臨まれていてそのベテランぶりには驚かされるばかりです。　最近、カンムリブダイやらマダラトビエイやらでなんとなく旬な感じで盛り上がっているシラデンですが、今日はなんと

スノーケラー達がマダラトビエイを何回も！

それも団体様を[E:heart04]見てしまったようです[E:sign03]　 

Nさんは今回のマダラトビエイの写真は残念ながら遠かったから最初からあきらめましたとのことでしたが、他のゲストは写真撮影にトライしたようで、いまいちながらもマダラトビエイの写真をゲット！　　
でも、彼らはNさんがベテランということを知っているため「彼は写真をとった？いい写真だったら欲しいんだけど聞いてくれる？」と私にお願いです(^-^;

実はこのゲストの方たちはNさんがスノーケリングで色々な写真を撮っているのに刺激されてカメラレンタルを希望！　　

Nさぁん。影響力ありますねぇ！　　

これからも楽しいスノーケリングを続けて、色々な海で色々なスノーケラー達に夢と希望を与えてあげてくださいね！　　

今回残念ながらダイバーはマダラトビエイを見ていないそうですが、今後マダラトビエイに遭遇するかも！という期待を膨らませてくれるシラデンなのでした！！

コメント：YUKO

4月22日

天気晴れ[E:sun]　気温32度　水温29度　透明度15M　カレント少し

本日ダイビング、シラデンへ行ってまいりました。

連日ダイビングされている日本人ゲストの方と一緒です。
昨年12月にもチャチャに来られていて今回はアドバンスコースの受講というリピーターゲストですが、本日無事アドバンスコースを終了し、このダイビングはファンダイビング！　　

まだまだ中性浮力の練習が必要ですが、かなり上達されて、今回のファンダイビングは楽しめそう！　バディチェックもちゃんとして準備万端！エントリーです。私も続いてエントリーして水面から水中をチェックするために顔をつけると・・・んっ？？　　

「すぐに下を見て！顔をつけて下をみて！」

興奮のあまりレギュレーターをくわえたまま叫ぶ私にゲストはびっくりしながらもあわてて水中を見ます。

なんと！

カンムリブダイの群れが5M位の所に

ずら〜っと並んで泳いでいる

ではないですか！　


「今すぐ！潜降します！」と、声をかけ速攻潜降！カンムリブダイの群れに向かってダッシュです（笑　　

カレントもほとんどなかったからそりゃぁ行くでしょう！　　もちろん追いつくわけもなくカンムリブダイは泳いでいってしまいましたが、しっかり全員で見れました！ラッキー！！　　

ところがこの日のダイビングのラッキーはまだ終わっていなかったようで、最後の安全停止中にリーフの上にじっとしているマダラトビエイと遭遇！！マジですか？？　

一体今日はどうなっているのって思うくらいラッキーなんじゃない？　これはもしやアドバンスコース終了のご褒美なの？　とか思いつつマダラトビエイに近づいて全員でokサイン　　

すると突然ピューッとリーフの上を泳いでいってしまいましたが、その姿もまたかっこいい！　　いやぁいいもの見させていただき、海からもらったごほうびダイビング、私も一緒に楽しませていただきました。

ゲストのＹさんＫさん、アドバンスコースお疲れ様でした！[E:coldsweats01]　この講習中に覚えたことを忘れずにこれからも楽しく安全なダイビングを続けてくださいね！！

本当におめでとうございます！！　(v^ー゜)ヤッタネ!!

コメント：YUKO