2008年01月28日
一時の安らぎ
日本からずっとメールの交換をやり取りしていたG。イギリスに着いて直ぐから辛いことばかりでした。
Gとは本当はホームステイをしていた時に会うことができたんです。そして会うべきだったんです。
彼はオックスフォード大学を卒業してエリートとして社会に出た言ってみれば青年実業家だったんです。それを直ぐに聞いていた私はどうしても怖くて会えませんでした。いろいろ考えすぎたんです・・。
一度電話で話した事があります。「忙しいですか?」Gが言うと忙しくもないのに「はい」って答えてしまいました。そしてGは私を気遣いそれだけで電話を終わらせてしまいました。
この時はストップがかかったと言うより私がどうGから思われるかと言う不安から進展を妨げてたんです。
Gとは毎日メールを続けていました。初めから“結婚”という文字は二人の中にあったと思います。
私たちは本当にあの時幸せだったんです。例え顔を見なくても何か心がいつも通っていた気がします。本当に辛い事を忘れる事のできる一時の安らぎを感じていました。