2008年01月27日
迷い
日本に帰国してから一年が経ちました。私は派遣社員として、秘書の仕事をしていました。その頃からでしょうか、派遣社員という立場が軽視されてきたように思います。なぜなら私が初めて派遣社員として働いた時“働きに来ていただいている方”更に“実力を持っている即戦力“なんて周りから手厚くもてなされたものです。何に実力があったかわかりませんが、私の場合はチャレンジ力ですね。
20代半ばまで結婚願望が全く無かった私がこの頃から漠然と“結婚したい”と思うようになりました。
ある教会で“無料の英会話教えます。”と言う記事を新聞で見ました。仕事ばかりしていても面白くないので“行って見ようかな”って思いました。教える人が外国人の宣教師だったので試しに「イギリスの方はいますか?」って尋ねたんです。
いました。しかも本当に珍しいことだと言っていました。
そこの教会はアメリカが発祥の宗教で、イギリス人がいるなんてまずありえないそうです。本人に聞いてみたら「70人外国人が九州にいるんですが、イギリス人は私が一人です。」って言っていました。
“何かある”ただ何かあるのはその人との事ではなく、こうやってイギリス人と日本でまた会えたと言う事にです。
実はその頃私は次のイギリス行きを迷っていました。なぜならその当時秘書の仕事をしていたのですが、その仕事をする前に好意を持っていた日本人男性がいたのです。
その日本人男性、かなり変わっていたので(いい意味ではなく)今思っても一緒にならなくて良かったって思います。
その教会に行っていた時はもう既にその人とは関わっては無かったのですが、イギリス行きに何か自分を鼓舞する物がなく、漠然と“次はイギリスで仕事がしたいなー”って思っていただけでした。
そういう時にイギリス人にまたしても出会って、心の中で“何かある”って感じたんです。