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しのちゃん
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2008年01月22日
これって見初められたの?
 次の日、ダイニングルームに行くと今度は別の日本人女性2人が食事をしていました。“あーこの人見たことがある”2人の内の一人は見覚えがありました。その女性私の県でアナウンサーをしていたんです。見て直ぐわかりました。しかし彼女はその時既に退職して語学学校の友人とイギリスを旅行していたようです。  「あのー○○県でアナウンサーしてますよね?」私が言うと「はい、でももう退職しました。辞めたくて辞めたくて仕方が無かったんだけど、10年アナウンサーとして働きました。周りはアナウンサー業をうらやましく思っていた人もいるみたいだけど、私はしたくてしてたんじゃないんです。」私はその時、どんな仕事でも自分が“やりたい”って思わなければ幸せじゃないんだなーって思いました。  そしてまたしても私はここの息子について話をしたんです。その日一日は何もおこりませんでしたが。  最終日の夜、部屋に戻ってお風呂に入ろうとベットの上に用意していた下着を見ると中に何か白いものが・・・・。あの息子からの手紙でした。封を開けると写真と自分の想いが書いてありました。そんな事よりも下着に挟んであった事がショックでこの下着を触ったんだっと言う不愉快な気分と恐怖がまた甦りました。ますます逃げたくなったのですが、この日が最終日、明日になれば永遠にお別れです。   次の日ダイニングルームに行くのも怖かった気がします。そこに昨日会った元アナウンサーとその友達がいたので、この数日の出来事を部屋でじっくり話しました。初めから経緯を話すと、「えーそれって家族ぐるみですよねぇ。でも私この人タイプだなー私がこの手紙もらったらここに残るかもラブ」“えっはてな”「どうしたら良いんでしょうか・・」「好きじゃなかったら無視か、せめてありがとうのメッセージでも書いておいたらいいと思いますよ。」私も自分で考えればいいのについ人の意見に左右され結局メッセージを書くことにしました。実際それを見たかどうかわかりませんが・・・  その日の朝、初日にあった日本人の二人組みに会い「息子が私たち皆を駅まで送ってあげるって言ってたけど“シノブはどこにいるの?”って聞かれたんで、“先に行ったかも”って言ったらどこかに行ったよ、結局私たちはどうでも良かったんですね」と言うんです。“これは大変だ早く逃げないと!”奥さんにお金を払いお礼を言って足早にウィンダミアの余韻も感じることができずにそこを後にしたのです・・・。  

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