2008年01月11日
恐怖の入国審査
ようやく長いフライトが終わりヒースローに着いた時は、フライトの疲れなど吹っ飛んで感激でバック・イン・ザ・USSRが頭の中から流れてきたほどです。
ここまでは順調で何の問題も無く私は入国ができると当たり前の様に感じていました。その当時はイギリスは失業問題が大きく、外国人がイギリス人男性と結婚し職を奪われたら困ると言うことで、特に日本人女性はマークされていたようです。
私の旅行はペンザンスと言う南海岸地方にある街から始めようと入国審査のときに提出するカードにもそう書いていました。結局これが仇になり、たかが観光で30分以上も尋問の様な審査を受けることになりました。
そして当たった審査員も悪かったんです。典型的な厳しい感じのイギリス人女性でした。でもそこで登場したのが飛行機で私の横に座っていた男性です。彼も英語は上手ではなかったのですが、私は全く話せずに旅行していたのでそれよりはずっとましでした。延々と説明し、もう私は帰国させられる寸前な雰囲気までいっていたのですが、プンプンになっていた審査員もようやく“わかったわ!フン”って感じで入国を許可してくれました。
今思っても彼が居なければ私はどうなっていたか・・・・。