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2018年02月15日

裏切りの弾丸

Q
戦場から少し離れた場所で、全身傷だらけの兵士が助けを求めてきた。
機密書類を携えており、話によるとある小隊の生き残りという。

撤退のさなかに追撃を受け、五人いた生き残りは自分を除いて全て戦死したと語った。

「俺はしんがりをつとめてたんだが、後ろから敵が迫ってくる。
皆に呼びかけて迎撃したんだけど、敵の数があまりにも数が多い。
弾が雨みたいに降ってくるし、まともに戦える状況じゃなかった。

皆は次々にやられるし、俺も覚悟を決めたんだけど、隊長が脱出しろって言うんだよ。
大事な書類だから敵に渡してはならない、味方に届けてくれって」

一同が現場に駆けつけると確かに四人の死体が横たわってる。
一人は背中に四つも穴があき、一人は頭をやられており、別の一人は尻の皮まで裂けて出血しているなど、どれもひどい状態だった。

衛生兵は、死体を一つ一つひっくり返して、認識票を改め名前を記録していった。

多勢に無勢なのにここまで戦うとは大したものだと、皆口々に男を褒めた。
しかし死体を検分していた隊長は、やおら生き残りを呼びつけると、その場で裏切り者として逮捕した。

情報部の調べによって、男は敵に内通していた事実が明らかになった。


隊長はどうやって裏切り者と見破った?











A:
死体は全て背後から撃たれていた。

話通りに勇敢に迎撃して戦ったなら、むしろ前面からの攻撃跡が多いはず。
後ろからの傷ばかりなのは、この男が不意打ちを喰らわせたから。



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タグ:弾丸 戦場 隊長
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