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2018年02月14日

そもそもウミガメのスープ」ってなに?B


◆まとめ
「ウミガメorアホウドリのスープ」の世界中で共通する基本ストーリーはこうです。


無人島などの僻地に漂着して食べ物が無い。
○○のスープと出されたもので一時飢えをしのぐが、無事に戻ってから○○のスープを改めて食べてみるとまったく味が違う。

そこで○○の肉と信じて食べたのが実は人間の肉(特に家族or親しい相手の)だったと気付いて絶望のあまり自殺する。


ここから数多くの物語が派生してきました。

野島秀樹氏の劇中では「フカヒレのスープ」に置き換えられています。

『ブラックストーリーズ』というウミガメのスープを焼き直した海外の本では「イグアナのステーキ」に変えられています。

ここまで新しくアレンジされたり、創作の元ネタになるのはそれだけこのパズルに魅力があるからかもしれません。
多少欠陥や突っ込み所も多いですが、奇妙でユーモアもあるパズル水平思考を試す材料として途絶えることはありません。

巷に流布する怪談や都市伝説も色々なバリエーションが生まれて、人々の口の端にのぼります。
それだけ人の想像力を刺激する部分があるからです。
面白いジョークもあちこちに伝播して新しくアレンジされます。

そうした都市伝説やジョークが作者不明なように、ウミガメのクイズも大元は不明のまま人々の想像力をたくましくさせていくのでしょう。

<簡単な年表>
1946 
アメリカのラジオ局で2月2日から『Twenty Questions』が放送。1954年の3月27日まで放送。

1947
11月1日からNHKで『二十の扉』が放送。1960年の4月2日まで。

1949
アメリカテレビ局で11月2日から『Twenty Questions』が放送。1955年5月3日まで。

1966
12月15日、多湖輝『頭の体操』第一集刊行。

1967
Edward de Bono『The Use of Lateral Thinking』を出版して「水平思考」を提唱。

1969 
デ・ボノの翻訳『水平思考の世界―電算機時代の創造的思考法』が出版。

1972
10月13日、ウルグアイ空軍機571便遭難事故発生。

1985 
イタリア映画『Albatross』が公開。主にアメリカ、フランス、西ドイツなどで公開。

1987 
景山民夫、雑誌『バッカス』9月号掲載のエッセイ『海亀のスープ』で言及。

1991 
Paul Sloane『Lateral Thinking Puzzles』。全体が3部。第1部は問題。第2部はヒント。第3部が解答。

1991 
12月5日の『世にも奇妙な物語』で「ウミガメのスープ」として放送。
v=1W_a23nw430&external_video_config=width%3D480%26height%3D320">世にも奇妙な物語 ウミガメのスープ 【いかりや長介】

1992 
Paul Sloane『Challenging Lateral Thinking Puzzle』発刊。

2004 
7月、海亀素夫 『推理クイズ道場 ウミガメのスープ』 発売。電子掲示板「2ちゃんねる」のオカルト板で行われたウミガメゲームを元ネタにして出題。

2004 
10月に『ポール・スローンのウミガメのスープ』として翻訳。以下、このシリーズは計4作出版。

2009 
5月21日に『スローンとマクヘールの謎の物語』、レベルファイブ社からニンテンドーDSソフトとして発売。

9月3日に続編として『スローンとマクヘールの謎の物語2』が発売。




「世にも奇妙な物語」バージョン。「ウミガメのスープ」の内容をドラマ化
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