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2018年02月15日

初訪問で家をつきとめる方法

Q
ある得意先の会社社長が、田舎に古風な武家屋敷を購入して住むようになった。

上司から頼まれて、女性秘書が引越し祝いを渡しがてらに挨拶に向かったが、現地に着いて困ってしまった。


「○○地区の鈴木って家」とだけ大雑把に教えられていたが、その地区には鈴木さん宅がいくつもあった。
どれもが由緒あるお屋敷なのだ。


一軒一軒尋ねて回るのも気が引け、女性はしばらく考えていたが、あることに思い至り目星をつけて訪ねていった。

予想した通りその家はくだんの社長宅であった。


どうやって秘書はその家だと見抜けた?












A
表札の新しさをチェックした。
屋敷では区別つかなくても、表札はそのままではなかった。


以前からの住人の表札は年季が入っている。
社長宅のものは引越しに伴って新調され、使用された木材が真新しく、名前の墨の跡も鮮やかだったのだ。

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