価格は36,980円です。(税込)
対応マザーボードは「Mini-ITX / DTX / Deep-ITX」になります。
「A4-SFX」から「C4-SFX」へバトンタッチ!
「A4-SFX」から「C4-SFX」へバトンタッチ!
「C4-SFX」は旧世代「A4-SFX」と呼ばれる究極のコンパクトPCケースの後継モデルであり容量14.7Lのコンパクトなサイズに加えて、グラフィックカードだけでなく、最大280mmのラジエーターを搭載した水冷にも対応し、A4-SFX以上の拡張性を実現しています。
「C4-SFX」では水冷に加えて空冷の性能も強化され最大高さ145mmまでのCPUクーラーに対応するようになっています。
さらに、グラフィックスカードも最大で3.9スロットの厚さに対応し、一部のNVIDIA RTX40シリーズのグラフィックスカードを使用することができます。
また「C4-SFX」は超小型PCケースであり、「Founders Edition=NVIDIA純正」のウルトラハイエンドグラフィックボードを取り付けることができます。
グラフィックボードのサイズは年々増大しており、現在では「3スロット」が標準サイズとなっています。
バージョン「v1」では「3スロット」が推奨されていますが、今後はさらなるグラフィックの強化を目指して「4スロット」のテスト段階が開始されています。
「C4-SFX」は今後の拡張に対応するため、バージョンを重ねながら進化していく予定です。
1.「C4-SFX」の特長
2.開封の儀
3.外観
4. 「C4-SFX」をチェックする
5.使ってみた感想
6.良かったところ
7.残念な点、注意する点
8.総評
9.主な仕様
10.関連商品
11.トレンドアイテム
「C4-SFX」の特長
「C4-SFX」の特長
❶最大280mmまでのラジエーターを搭載したAIOに対応しています。
❷最大3.9スロットで長さ336mmまでのグラフィックカードをサポートします。
❸カラーリングはブラックとシルバーの2色を用意しています。
❹前面にはUSB3.2 Gen2 Type-C端子を搭載しています。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「C4-SFX」をチェックする
「C4-SFX」をチェックする
PCケース全体は、15mmのアルミニウムで作られています。
塗装は「マットブラック」で質感は高くて「サラサラ」としています。
実物を見ると少し大きいと感じます。
それでは、本体のサイズを見てみます。
「C4-SFX」のサイズはW216mm ×D398mm×H311mmになります。
右、DAN社「A4-SFX」・・・W112×D327×H200mm
「C4-SFX」は「RTX 4090 Founders Edition」を収めることができるPCケースであれば「コンパクト」な部類に入ると思います。
それでは組み立ていきます。
最初に「トップパネル」を外します。
「工具不要」で非常に便利です。
「空冷クーラー」を使用する場合は事前に空冷クーラーを取り付けておくと作業がスムーズです。
空冷の場合は最大、高さ145mmまでのCPUクーラーを搭載することが可能です。
「SFX / SFX-L」に対応します。
ブラケットの「パンチ穴」を通してケーブルを固定します。
トップに「120mmファン」を取り付けます。
「140mmファン」も対応しています。
「C4-SFX」は「3スロット」の場合、寸法は(L)340mm x (H)148mm x (D)61mmまでです。
もしくは「3.9スロット」の場合には、最大寸法は(L)336mm x (H)137mm x (D)79mmまでとなります。
サイドブラケットに「140mmファン」を取り付けます。
「サイドブラケット」に最大で「280mm」のラジエーターを搭載することができます。
底面にはマザーボードのファンコネクタ類を接続した後、パネルを固定します。
そして組み立て完了です。
使ってみた感想
使ってみた感想
筆者が気になった点は「エアフロー」です。
「C4-SFX」のエアフローを見ていきます。
まず、「CPUクーラー」の向きを次のように設定します。
グラフィックボードの体積が小さい場合は問題ありませんが、「3スロット以上」の場合はトップに取り付けられた「120mmファン」を取り外す必要があります。
また、グラフィックボードが「仕切り板」の役割を果たし、エアーの流れが上から下へと阻害される可能性があります。
「スリット」の入ったバックプレートによりファンが「ヒートシンク」を通って熱を排出し効果的な冷却が行われます。
またグラボの下には「通気口」があります。
それではケース内部の温度を見てみます。(室温26℃)
「Cinebench R23」を使ってベンチマーク測定してみます。
PC構成
【PCケース】】Dan Cases社 C4-SFX v1」
【CPU】AMD社「Ryzen 7 7800X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】【GPU】インテル社「Intel ARC A770 16GB」
【PSU】CORSAIR社「SF600」
【CPUクーラー】ノクチュア社「Noctua NH-U9S chromax.black, 92mm」
「CPUコア」は「MAX:76℃」、「CPUパッケージ」は「MAX:87℃」
タイトルは「STAR WARS ジェダイ:サバイバー」です。
設定は「3840×2160」、プリセット「EPIC」、レイトレーシング「ON」にしています。