今回、公開されたグラフィックボードは2種類です。
❶ハイエンドモデル「GeForce RTX 3080Ti」
発売日 6月3日
価格・・・1199ドル
❷ミドルレンジモデル「GeForce RTX 3070Ti」
発売日 6月10日
価格・・・599ドル
スペックは以下の通りです。
GPU | RTX 3090 | RTX 3080 Ti | RTX 3080 | RTX 3070 Ti | RTX 3070 | RTX 2080 Ti |
コア数 | 10496 | 10240 | 8704 | 6144 | 5888 | 4352 |
ベースクロック | 1400 MHz | 1370 MHz | 1440 MHz | 1580 MHz | 1500 MHz | 1350 MHz |
ブーストクロック | 1700 MHz | 1670 MHz | 1710 MHz | 1770 MHz | 1730 MHz | 1545 MHz |
メモリ | 24 GB | 12 GB | 10GB | 8GB | 8GB | 11GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
バス幅 | 384-bit | 384-bit | 320-bit | 256-bit | 256-bit | 352-bit |
メモリ帯域幅 | 936 GB/S | 912 GB/S | 760 GB/S | 608 GB/S | 512 GB/S | 616 GB/S |
TDP | 350 W | 350 W | 320 W | 290 W | 220 W | 250 W |
「RTX3080Ti」は「RTX3090」と比べてメモリが半分の12GBですが、それ以外は、ほぼ同等のスペックです。
また「RTX3070Ti」は「RTX3070」よりも約5%くらいパワーアップしています。
「TDP」は「290W」と更に高くなりました。
本体サイズ(リファレンスモデル)
「GeForce RTX 3080Ti」・・・285mm x 112mm 2slot
「GeForce RTX 3070Ti」・・・267mm x 112mm 2slot
筆者が気になるポイント
筆者が気になるポイント
一番気になるのは価格です。
「RTX 3080Ti 」は安くて18万円前後と言われていますが、ふと昔、最上位ハイエンドモデル「GTX1080Ti」が「10万円」くらいだったことを思い出しました。
今から3〜4年前の「GTX1080Ti」は「10万円」と手が出せないくらい高額で所有欲を充分に満たせる扱いでした。
今となっては半導体不足の影響から「ミドルレンジモデル(RX6700XT)」が「12万円」で販売されています。
そこで「RTX 3070 Ti」が「10万円」を切るなら不思議と安く感じてしまいます。
「10万円」というボーダーラインに躊躇している間に価格はどんどん上がってしまいます。
もしも「欲しい」という気持ちがあるなら「今が買い!」です。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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