2019年05月15日
世界を敵にまわしても、幼女は戦う。-幼女戦記-[小説]
『幼女戦記(4)』
-Dabit deus his quoque finem-
【シリーズリスト】
<レーベル>:エンターブレイン
[著者]:カルロ・ゼン
(イラスト):篠月しのぶ
《プロローグ》
日本のエリートサラリーマンから、
神の暴走により幼女へと生まれ変わった
ターニャ・デグレチャフ。
効率化と自らの出世をなにより優先する彼女は、
その世界で最も危険な存在へとなっていく―――。
◇
愛くるしい幼女の外見をしながらも
『悪魔』と忌避されるは、
帝国軍の誇る魔導大隊指揮官、
ターニャ・フォン・デグレチャフ魔導少佐。
砂塗れの南方戦線から帰還するや否や、
待構えていた参謀本部より
彼女に発令されたのは、胡散臭い『演習命令』。
それは、連邦領への
極秘裏に遂行される越境作戦。
そこで目の当たりにしたのは……
誰もが、ありえないと信じて
疑わなかった連邦の参戦。
その幻想は、放たれる
列車砲の一弾と共にかき消される。
帝国は、戦うしかない。
世界の全てを敵に回しても。
もはや勝ち続ける以外に道はない。
その先にあるのは
不朽の栄光か、栄光の残照か。
答えは、
ターニャ・フォン・デグレチャフ
だけが知っている。
〜世界を敵にまわしても、幼女は戦う。〜
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