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2016年02月18日

男女問わず様々な年代からの支持がある少女漫画の「orange」実写映画化

実写化映画にもなった「orange」主人公は高校2年生になったばかりの高宮菜穂という少女。彼女は高校の始業式の朝に手紙が届いている事に気付きます。その手紙の差出人はなんと自分でした。

そんな手紙を出した記憶がない菜穂は、手紙を持って学校に向かいます。

学校では転入してくる少年、成瀬翔と出会います。この成瀬翔との出会いと、差出人が自分の手紙というキーワードが「orange」の始まりになります。

菜穂は送られてきた手紙の中身を確認することで差出人は10年後の自分からだということが分かりました。その手紙には「10年後の今、翔はもういません。大切なものを失わないで」というメッセージが書かれていました。

なぜ翔がいなくなるのか、どうしてなのか、自問自答しながら手紙の内容を信じられなかった菜穂ですが、手紙には未来に起こる出来事が書いてあり、その出来事はその通りに起こってしまったことで、手紙の内容を信じていきます。


orange」今と未来を結ぶ手紙で、ある人を救う話になっています。「orange」がついに完結!実写化映画にもなった「orange」



未来の自分から届いた手紙をもとに、未来を変えるため.jpg


「orange」の魅力は未来からの手紙と内容


「orange」の最大の魅力は手紙を受け取った人たちの努力です。SF恋愛漫画といわれる理由は10年後の未来からきた手紙があるからです。

この10年後の自分から届いた手紙がなければ、ただの恋愛ストーリーという感じになってしまいます。しかし、菜穂が受け取った10年後の未来にいる自分から届く手紙とその手紙の内容はとても重要なものでした。

未来にいない人物を救うために、それまでに行ってきたことと違うことをしてもらうことで、未来を変えようとしていきます。本来では絶対に来るはずのない10年後の自分からの手紙は未来をかえることで翔を生かしたいという願いが込められています。

この手紙とその内容が「orange」のキーワードであり、魅力の1つでもあります。
未来と今を描く「orange」
「orange」では、主人公菜穂の心の葛藤が描かれています。それは今の菜穂の心がメインになりますが、未来の菜穂の心も描かれています。

また、菜穂以外にも翔を救うために様々な行動を起こしているメンバーもまた様々な思いを持って行動しています。それは10年後の未来から来た手紙の内容で、次に起こることが書かれており、それが現実に起こっていく怖さや、手紙の指示が本当に正しいのかという思いが原作には鮮明に描かれています。

友達と協力をして成瀬翔という人物を救おうという気持ち、そして手紙で知る成瀬翔の家庭環境、そして菜穂以外のメンバーの気持ちの変化などを原作でぜひ感じてください。


最終巻を迎える「orange」
「orange」の4巻までは未来からの手紙の通りに物事が起こってきました。多少違った出来事もありつつも手紙の通りにすべてが起こっていきます。

手紙を見ている途中で主人公の菜穂は手紙の最後が気になり見てみることに。

そこにはなぜ翔がいなくなってしまったのか、それの原因はなんだったのかなどが書かれていました。様々な思いを持っていた菜穂に男友達でもあった須和弘人にも手紙が届いていたことが分かり、菜穂は須和と一緒に翔を助けようとします。

そしてその手紙は実は他の3人の友達にも届いていました。菜穂と須和、友達の 村坂あずさと 茅野貴子、 萩田朔と共に翔を助けるために協力をします。

5巻はついに最終巻となり、菜穂と翔、そして須和とあずさ、貴子、朔の様々な気持ちや未来が決まっていきます。


ぜひ最終巻も読んでください。

映画化した「orange」。

原作と共に楽しんでください。


「orange」は2015年の12月に映画が公開されました。

そして同年の同じ12月に最終巻が発売されます。


高校生らしい恋愛の駆け引き、そして未来からの手紙によって揺れ動く菜穂と須和、そしてあずさや貴子、朔の気持ちや翔の未来もしっかりと原作を読むとより映画も楽しめると思います。

SF少女漫画の「orange」を原作、映画共に楽しんでください。


ここまで「orange」を紹介してきました。普通の恋愛少女漫画ではなく、SF恋愛少女漫画となっていますが、ただSFというだけでの人気ではないと思います。


この「orange」は絵の雰囲気と話の雰囲気がとても合っており、普通に読んでいるとSFということを忘れてしまうような作品になっています。

最初にも書きましたが、男女関係なく楽しめる作品になっていますので、色々な方とこの「orange」を楽しんでみてください。

実写映画化されたSF少女漫画の「orange」。

男女問わず様々な年代からの支持がある作品で、原作の漫画も世界9カ国で翻訳出版されるほどの人気があります。

そんな「orange」の原作も2015年の12月に販売される最終巻の5巻で完結します。 ここまで支持され、人気作品の「orange」の魅力はなんなのでしょうか。 これまでの「orange」を振り返ってみましょう。






orange 全5巻セット



★orange 高野苺コミック.book


発売日: 2015年12月
著者/編集: 高野苺
出版社: 双葉社
セット内容:
9784575843231 orange(1)
9784575843248 orange(2)
9784575844702 orange(3)
9784575845754 orange(4)
9784575847093 orange(5)
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