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2017年12月19日
【いちご鼻】になる原因は生活習慣や肌質にある?!
黒いブツブツが不潔な印象を与える『いちご鼻』に悩まされたことはありませんか??
いちご鼻とは鼻の毛穴が黒ずんでしまって、まるで「いちごの種のように見える状態」をいいます。
メイクをしてもなかなかごまかしづらい鼻の黒ずみには、いくつかの原因があります。
いちご鼻を解消しようとしてやっているスキンケアも、もしかしたら裏目に出ているかもしれません。
そので今回は「いちご鼻になってしまう原因について」紹介します
角質と汚れがいちご鼻の原因
いちご鼻と呼ばれる状態になるまでには様々な要因が積み重なっていますが、大元の原因としては『毛穴の角質』と『毛穴の汚れ』が黒ずみを作っていることです。
毛穴に詰まる角質と角栓
皮膚はいくつかの細胞から成り立っています。
その細胞は、古いものから順番に外に向かって押し出されています。
その古いものが押し出される仕組みのことを「ターンオーバー」といいます。
角質は肌を守るため、本来必要な細胞です。
ターンオーバーが乱れることで角質が上手く剥がれずにいると、毛穴にとどまって毛穴を開かせたり黒ずみの原因になってしまいます。
いちご鼻とよばれる状態は、この古い角質が毛穴で酸化して黒くなってしまったものを言うのです。
ちなみに「角栓」というのは、角質が皮脂と混ざって毛穴に蓋をしている存在です。
ターンオーバーの乱れで角栓が詰まってしまうこともまた、いちご鼻の原因の一つです。
肌に残ったor付着した汚れ
いちご鼻になっている人は、ただ角質や角栓が毛穴に詰まっているだけではありません。
「肌に汚れが残っていること」も理由の一つです。
肌に汚れが残ると、角質も汚れて黒ずんでしまったり、角質の酸化を手伝ってしまいます。
また、汚れが毛穴に詰まることで「角質の排出を邪魔してしまう」こともあります。
洗顔やクレンジングなどでしっかり肌の汚れを落とさないと、いちご鼻のリスクが高まるのです。
また、普段過ごしている部屋が埃っぽいという人も要注意です。
鼻はもともと皮脂が分泌されやすい
皮脂と黒ずみの関係は誰もが知っていますよね。
皮脂が過剰に分泌されてしまうと、それが毛穴に詰まって黒ずみの原因になってしまいます。
鼻のある顔のTゾーンは、もともと「皮脂が分泌されやすい部分」です。
そのため鼻は他の部位よりも、毛穴が黒ずんでいちご鼻になるリスクが高いのです。
洗顔や保湿といったスキンケアは、Tゾーンを中心に丁寧に行いましょう。
いちご鼻の原因をつくるスキンケア方法
いちご鼻を解消するにはスキンケアが欠かせません。
ですが、そのスキンケア方法が間違ってしまうと、黒ずみ毛穴をつくっていちご鼻に陥ってしまいます。
目立ついちご鼻だからこそ、「早く解消したい!」と焦って間違ったケアをしがちに…。
そんないちご鼻を悪化させるNGなスキンケア方法は次の通りです。
間違った洗顔のやり方
1日で顔に溜まった汚れを落とす洗顔。
汚れを落としたいからといってゴシゴシ擦ったりしていませんか??
石鹸を泡立てずに洗っている
指で肌をゴシゴシ擦っている
熱いお湯で洗っている
しっかり泡をすすいでいない
朝も夜も洗顔料を使って洗顔している
一つでも当てはまれば要注意です!
指で直接肌を擦ると、皮膚が傷ついてターンオーバーが乱れてしまいます。
熱いお湯や洗顔料の使い過ぎも同様に、皮膚にダメージを与えてターンオーバーの乱れに繋がります。
日々の洗顔で気をつけたいのは、『優しく、しっかり汚れを落とす』こと。
たっぷり泡立てた洗顔料で優しく顔を洗うことで、皮膚を傷つけずに汚れを落とせるのです。
また、洗顔にはたっぷりと水やぬるま湯ですすぐことが大切。
特に注目したいのは「洗顔料の使い過ぎ」です。
洗顔料には、皮膚に溜まった皮脂を落とす働きがあります。
皮脂はもともと皮膚のうるおいを保つ存在ですから、必要な分は残しておくのが正解です。
もしも朝も夜も洗顔料を使ってしまうと、必要な皮脂が足りなくなって、皮膚が過剰に皮脂を分泌してしまいます。
過剰に分泌された皮脂は毛穴に詰まってしまうので要注意です。
毛穴パックや角質シートのやり過ぎ
いちご鼻解消アイテムとして売られている毛穴パックや角質シート。
使うとたしかに角質や角栓が取れてスッキリしますが、使った後に悲劇が待っているのです。
毛穴パックや角質シートは、いわば「無理やりに毛穴の角栓を引っこ抜く行為」です。
髪の毛を引っこ抜かれると痛いですよね?
それと同じように、角質は角栓も無理やり引き抜かれると毛穴にダメージを追わせてしまいます。
パックやシートで無理やり角栓を抜くと、皮膚が「刺激から守らなきゃ」と防御反応から角質を厚くさせています。
厚くなった角質は当然毛穴に詰まりやすくなりますし、詰まった角質は角栓になって黒ずみます。
毛穴パックを使うと黒ずみができやすくなり、黒ずみができやすくなると毛穴パックを使いたくなり…、といった負のループが完成ですね。
パックやシートは刺激が強いので、頻繁に使うのはおすすめできません。
また、使った後は必ず化粧水やクリームなどでアフターケアを忘れないでくださいね。
ピーリングやスクラブ
毛穴の黒ずみ対策として挙げられている『ピーリング』や『スクラブ洗顔』。
一度は使ったことがあると思います。
ピーリングとは、洗顔をしながら肌表面の角質を洗い流すことで、これに対してスクラブとは、研磨剤になる小さな粒(スクラブ)で皮膚を擦って角質や汚れを落とすことです。
市販のピーリング剤やスクラブ洗顔は、「洗浄力の強いもの」です。
洗浄力の強い洗顔料を使って洗顔を続けると、肌に必要な分の皮脂まで落としてしまったり、皮膚を刺激してダメージを与えてしまいます。
毛穴パックや角質シートほどではないにしろ、刺激が強いのは確かです。
ターンオーバーを乱して角層を詰まらせる要因になりますから、ピーリングやスクラブを使うなら「週に1〜2回くらい」でとどめておきましょう。
特にスクラブ洗顔料は、粒の大きなものだと皮膚を摩擦して傷つけるおそれがあります。
毛穴が開きっぱなしになっている
毛穴が開きやすくなっていると、中に角質が溜まりやすくなったり、汚れが詰まりやすくなっていちご鼻を悪化させます。
黒ずみも目立ちやすくなって良くありませんね。
洗顔やピーリングなどで毛穴の汚れを取った後は、「しっかり保湿をしないと毛穴が開きっぱなし」なってしまいます。
洗顔後から保湿まで時間が空いている
保湿の際、化粧水しか使っていない
保湿を忘れる日がある
などの傾向がある人は要チェックです。
洗顔などで開いた後には、化粧水で保湿をした後しっかり乳液やクリームで蓋をすることが大切です。
毛穴に触りすぎている
毛穴の黒ずんだ鼻をギュッと摘んで角栓をニュルニュル出す…いちご鼻の経験者なら、誰もがやったのではないでしょうか?
毛穴に詰まった角質や角栓を取ろうとして、『指で触りすぎるのは危険』です。
指には目に見えないだけで「たくさんの雑菌」がついてます。
そんな指で肌に触れば、毛穴に汚れが詰まっていちご鼻になってしまいます。
詰まった角質を取り出そうとしたり、肌の調子が気になって手で触りながら確かめたり…。
そんなことをしてはスキンケアの努力も水の泡。
スキンケアやメイクなど、必要以外で皮膚に触れるのはやめましょう。
いちご鼻をつくってしまう生活習慣
スキンケア以外でも、日常生活の中にいちご鼻の原因がたくさんあります。
生活習慣を見直しながら、いちご鼻の原因を一つずつ潰していきましょう。
メイクのしすぎ・落とし残し
いちご鼻の隠す手段として、メイクは欠かせませんよね。
いちご鼻になると、メイクを厚くのせて黒ずみを隠したくなってしまいます。
ですが、メイクが厚くなることで毛穴に化粧品の汚れが詰まってしまい、逆にいちご鼻を悪化させてしまいます。
特に鼻は皮脂の分泌量が多いため、「メイクの剥がれやすい部分」です。
1.いちご鼻をメイクで隠す
2.メイクが剥がれるためメイクを厚くする
3.毛穴に化粧品が詰まる
4.いちご鼻になる
5.1に戻る
といったループに陥ってしまうことも。
いちご鼻になったら確かに隠したいですが、メイクで上から隠すよりも原因を解消することの方が最優先です。
メイクはあまり厚くしすぎないように注意して、落とし残しがないようにしっかりクレンジングで洗い落とすように心がけましょう。
紫外線のダメージを受けている
UV対策はしっかり行っていますか?
紫外線は肌を傷める大きな要因です。
紫外線ダメージを受け続けることで皮膚のターンオーバーが乱れ、毛穴詰まりを起こしてしまいます。
鼻は顔の凸凹の中でもひと際高い部分ですから、「陰に入らず紫外線を浴びやすい部分」です。
おまけに日焼け止めを塗っても皮脂で落ちることが多いですから、念入りにケアをしなければいけません。
また、日焼けでメラニン色素が発生すると、毛穴の黒ずみが余計に暗い色になって目立ちます。
いちご鼻をよく見ると、メラニン色素が毛穴の黒ずみを助長しているケースも見られるのです。
日焼け止めだけでは完璧に紫外線から皮膚を守ることはできませんから、帽子や日傘なども使ってUV対策を練りましょう。
睡眠不足になっている
「夜更かしは美容の大敵」という言葉、聞いたことはありませんか??
人の身体は睡眠中に、様々なホルモンを分泌しています。
もしも睡眠不足でホルモンバランスが乱れてしまえば、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まりやすくなります。
また、『睡眠は免疫力を補う大切な時間』です。
よく眠れていないと免疫力が下がるため、皮膚が外部からの刺激に弱くなって毛穴詰まりなどの肌トラブルを起こしてしまうのです。
開いた毛穴の修復も遅くなるため、いちご鼻がなかなか改善しない理由でもあります。
スキンケアをしたら、必要以上に夜更かしはしないでさっさと睡眠にあてましょう。
食生活が乱れてる
いちご鼻は外部からの刺激でなることもありますが、食事などによる身体の内側の状態も関係しています。
食生活に次のような兆候が見られると、いちご鼻になりやすいので要注意。
脂っぽい食生活
油のたくさん使われた食事をしている、ということはありませんか?
例えば、揚げ物や炒め物、脂身の使われた肉料理…。
食事から油をたくさん摂取していると、皮膚から分泌される皮脂の量も多くなります。
アルコールを多く摂取している
お酒好きな人は要注意です。
体内にアルコールを摂取すると、アルコールを分解・排出するために身体から水分が奪われてしまいます。
その結果、皮膚が乾燥して皮脂が過剰分泌されることがあるのです。
飲酒後は必ずたっぷりの水分補給をしましょう。
また、おつまみにチップスや天ぷらなどの油っぽい食べ物ばかりを食べないように注意してくださいね。
ビタミン類が不足している
食生活が偏ってしまい、ビタミン類が不足している…ということはありませんか?
ビタミン類には、皮膚の再生力を促したり免疫力を高める成分が含まれています。
野菜類や果物類の不足した食生活を送っていると、毛穴が詰まっていちご鼻になるリスクを高めてしまいます。
身体的・精神的なストレス
人間は身体的にも精神的にもストレスを感じると、自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると、
睡眠不足になる
免疫力が下がる
ホルモンバランスが崩れる
といった要因から、「肌が刺激を受けやすくなったり」、「肌のバリア機能が落ちて」しまいます。
その結果、毛穴詰まっていちご鼻になるのです。
また、ストレスは男性ホルモンの分泌を優位にし、皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。
皮脂の分泌が増えれば、当然毛穴が詰まりやすくなってしまいますよね。
「いちご鼻をなんとかしたい…」と強く気に悩んでしまうことも、ストレスを大きくする要因です。
いちご鼻が気になるときは、出来る限りのスキンケアをしながら「これだけやれば大丈夫!」と気持ちを軽く持ってくださいね。
ストレスを抱えていては、いくらケアをしてもいちご鼻は治りにくくなってしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
女性は男性と違って、月経の周期からホルモンバランスが崩れやすい生き物です。
月に何度もホルモンの分泌量が増減しているため、ターンオーバーが乱れたり皮脂が過剰分泌してしまったりと、いちご鼻の要因を招きがちです。
特に排卵日から月経までの期間には、ホルモンバランスが激しく乱れるため「肌トラブルが起きやすく」なります。
普段はトラブル知らずという人でも、月経前や月経中にいちご鼻のような肌トラブルを起こすことはよくあります。
毛穴が開く習慣がある
毛穴が開いた状態でいると皮脂が詰まりやすくなりますし、詰まった皮脂が酸化したり汚れたりして黒ずみやすくなります。
皮脂の分泌が多いTゾーンであればなおさら、毛穴開きは深刻です。
毛穴開きは『肌の乾燥』や『皮膚のたるみ』が原因でおきます。
表情筋が衰えている
保湿が万全ではない
洗顔などで必要な皮脂まで取っている
パックや洗顔料などで無理に角栓を取っている
などの兆候があれば、毛穴が開いているおそれがあります。
いくら角質を取り除いても、毛穴が開いていれば毛穴から汚れが入っていちご鼻を繰り返してしまいます。
肌質が原因?!いちご鼻になりやすい肌の特徴
いちご鼻は誰もがなるわけではなく、それぞれ「なりやすい人」と「なりにくい人」がいます。
同じスキンケアをしていても、なりやすい人はいちご鼻を繰り返す傾向があります。
スキンケアは本人が自分で自分の肌質を理解した上で、ぴったりのケア方法を見つけなければいけません。
自分がいちご鼻になりやすい肌質かチェックしてみましょう。
皮脂の分泌が多いオイリー肌
『オイリー肌(脂性肌)』とは、文字通り脂っぽい肌質のことです。
いつも肌がベタベタする感じがする
おでこや鼻などのTゾーンがテカテカしている
ニキビができることが多い
毛穴が開いて目立つ
といった特徴のある人は、オイリー肌の傾向にあります。
オイリー肌の人は元から皮脂の分泌量が多いため、「毛穴が開きやすい状態」です。
また、「開いた毛穴に皮脂が詰まりやすい状態」でもあります。
いちご鼻になりやすい肌質、と言っても過言ではありません。
オイリー肌の人は他の肌質の人よりもいちご鼻のリスクが高めですから、しっかり肌質にあったスキンケアが大切です。
オイリー肌であることを無視して肌に合わない化粧水や乳液を使っていると、余計に皮脂の分泌量がコントロールできず、いちご鼻を悪化させてしまいます。
うるおいの足りない乾燥肌
『乾燥肌』とは、皮膚に水分が足りなくて乾燥しきった状態のことです。
肌がカサついている
皮が剥けやすい
皮膚に細かなシワがいくつかある
肌がつっぱる感じがする
といった特徴のある人が、乾燥肌の傾向にあります。
うるおいが足りてないと皮膚は「バリア機能や新陳代謝(ターンオーバー)が衰え、角質が溜まりやすく」なってしまいます。
溜まった角質は毛穴に詰まり、黒ずんでいちご鼻になってしまいます。
また、バリア機能が低い状態ですから、「皮膚を守ろうとする防御機能が働いて余計に角質を厚くさせてしまう」ことも有り得ます。
乾燥肌の人もいちご鼻になるリスクはあるです。
自分の肌質に乾燥肌の気が伺える人は、こまめな保湿やスキンケアを意識してください。
ダメージに弱い敏感肌
『敏感肌』は、肌が外部からの刺激やダメージに弱い状態のことをいいます。
よく皮膚が赤くなったりかゆくなったりふる
肌に合わない化粧品やスキンケア用品が多い
髪の毛が触れているとチクチクしてかゆくなる
赤ニキビがよくできる
といった特徴のある人は、敏感肌の傾向にあります。
敏感肌の人は肌のターンオーバーが正常ではないため、「上手く角質を排出できずに毛穴詰まりを起こす可能性」があります。
日頃使っている化粧水や乳液、クレンジング剤に洗顔料などが、肌に刺激を与えていないかをよくチェックしてみましょう。
使う頻度が高いものが刺激を与えていると、敏感肌はなかなか治りません。
対処法はまず原因を見つけてから!!
いちご鼻の原因は人によって様々あります。
だからこそ、やみくもに対策を練っても意味がないのです。
自分の中にあるいちご鼻の原因が習慣化していたら、いちご鼻は悪化するばかり…。
自分の細かなクセや生活習慣と向き合いながら、原因を見つけてみてください