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2008年05月24日

『著作権という魔物』




週刊アスキーが愛読書。一番すきなのが「東京とほほ会」。自分に当てはまる話ばかり。だいたい、効果がでにくい小さなブログサービスでアクセスアップを試みるなどトホホそのもの。

さて、その週アスから『著作権という魔物』が出版された。副題が「現行の『著作権』は日本を滅ぼす」。

違法のコピーなど厳しく取り締まるべきだが、確かに著作権が気になって創作活動ができないということもある。

インターネットの世界にはグーグル、LINUX、wikipediaなどオープンソースの考え方とマイクロソフトのようなクローズドな世界観がある。トホホな私は無謀にもオープンソースの世界に希望をもっている。

この本は「よくぞ言った」という感じ。日本の将来を考えると、本当に今の著作権の考え方では世界に遅れるぞ。アメリカにはハーバー法というのがあって、グレイゾーンを残しているので、YouTubeが成り立っているという話を坂村健先生の変われる国・日本へ イノベート・ニッポン (アスキー新書)で読んだ。

2チャンネルのひろゆきとマイクロソフトの中嶋聡氏の対談が載ったおもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)も面白い。

「なぜiPodやiPhoneは日本で生まれないのか?マイクロソフトでWindows、Internet Explorerを開発した伝説の日本人が、企業経営の裏側を斬る!西村博之氏・古川享氏・梅田望夫氏との対談も収録。」


著作権の議論はもっと真剣にされていい。

【参考になるブログ】
無名の一知財政策ウォッチャーの独言
著作権法を文化庁にまかせていいのか:池田信夫blog
日本国の書類整理係=文化庁の限界 - napsucksの雑記帳
しっぽのブログ: ちまたで著作権と呼ばれるもののまとめ


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posted by blackcoffee11 at 16:42| アフィリ日記
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