2008年11月07日
コンカン2008−2日目雑感
写真は昨日の恵比寿ビアガーデン。
恵比寿ガーデンホールで開催されているThe Context Conferrence 2008の二日目。
慶応の教授に転身した夏野剛さんの講演とその後にコーディネーターの伊藤穣一さんとの対談。
昨年はアドビのAdobeMax2008でflash3を搭載したNTTDocomoの新製品発売当日に執行役員であった夏野さんの話を聞いた。
機能が先を行き過ぎているという批判もあり、それが原因でNTTDocomoを去ったのかと勝手に思っていたのだが、話を聞いたみるとまだDocomoの夏野さんであった。Docomo時代の氏の著作『ケータイの未来』に書かれたSF映画に未来のデバイスを探すということを実際に映像を示しながら講演であったし、JoiのNTTグループは売り上げが巨大なのにそれをユーザーのためのオープンソースの開発には使ってないのではないかという批判に対してもキャリアー(Docomoやau、softbankなど)はインフラにお金をかけているというような話であった。ガラパゴス携帯というけど進化に取り残されたのではなく日本が先を行っているのだ。iPhoneにしてもGooglePhoneにしてもノキアやサムソンが出したわけではないでしょとも。
そのあとのセッションではネット広告の話。
注目されている割にはまだ既存メディアの取り扱い高の1割にも満たないといった話。
デジタルガーレージが出資しているベンチャーのいくつか登場。
カンファレンスの最後にやっとベンチャーキャピタル絡みの話になり、やはりかなり厳しい状態であることが垣間見えました。
それでもとても刺激を受けたカンファレンスでした。
来年も参加したいですね。そして数年後には息子と一緒に出てみたいなあ。
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posted by blackcoffee11 at 23:53| アフィリ日記