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2008年06月30日

ブログでの購入行動について

ブログのレビュー記事は大いに参考にするのだけれども、なかなかそのまま購入行動にはいかないらしいということを前の記事で書いた。

ブログを半年くらい真面目に更新していくとテーマも見えてきて訪問者は検索エンジンからがほとんどになってくる。それで何か購入を促すバナーでも貼っていればモノが売れるのではないかと考え、アフィリエイトサービスを利用し始める。

しかし、たいていの場合上手くいかない。収益を上げているアフィリエイターは全体の5%といわれている通りである。

情報収集を目的とした行動と購入行動とはモードが違うのではないかという仮説を立ててみる。

消費するという行動はモードのチェンジをしているのではないか。

本来、贈与という関係(無形なる感謝や憎悪の感情を有形なモノにしたもの)が貨幣の発明によって一応、感情の部分が切り捨て可能になったのだが(手切れ金などが良い例)、やはりお金を使う時にはエネルギーがいるのかもしれない。

貨幣は確かに匿名性が高く、価値交換の媒体(メディア)としては優れた特徴を持っている。神によらず人類が創造した偉大な発明であるが、それ故に西洋では悪魔的なもの(マモン)と思われてきた。貨幣の交換の根拠として長く金(きん)がそれと信じられていた。そこに辛うじて人類の創造によらないモノへの残像を残していたし、錬金術のような神をも恐れぬ所業がまた企てられたわけである。

しかし現代になって金本位という縛りから貨幣は自由になり、錬金術は国家に管理された印刷機に
そう思われているが、実際には愛憎の全てが含まれる。ホリエモンがカネで買えないモノは何もないでしょ)

しかし、やはり消費するという行動にはある跳躍が必要なのではないか。その跳躍を起こさせる仕掛けが必要ではないかということである。
まあ考えてみるとそうだ。なぜダイエット商品や情報商材を売るのにあれだけのコピー分の反復が必要なのか。セールスマンによる対面販売でない分、購入を納得させるための仕掛けが必要なわけである。

買いたいのだから納得させて欲しいというわけだ。だから「買ってしまう」とそれでエネルギーを使い果たしてしまい活用しないことも多い。

一度で購入を決心している人は案外、購入までの行動は早いのではないかと予測している。

そう考えてくると普通にブログを書いていてもお小遣い程度だって稼ぐのはやはり難しい。ブログが参考にされるだけでなく、購入まで確実にもっていく方法はあるのだろうか。

ヒントはクリックでショップ訪問した人がそのサイトに興味を持ち再訪問し購入するという道筋をつけるかである。クッキーが残っていれば再訪設定期間内なら成果になるからである。

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