今朝書いたinali6億 - アクセスアップの「答え」でリサーチバンクのアンケートデータ「2013年3月時点のブログサービス利用状況」を紹介しました。今朝の記事は、アクセスを上げるための方法を書いたつもりで、そのためのデータとして引用したんだけど、この中で、それとは別に興味深いアンケートがありました。
現役ブロガー847人からの回答結果 (ライフメディア リサーチバンク調べ)
これによると、現役ブロガー847人中、1日の平均アクセス数が50未満という人が78%になるというデータが出ています。ほとんどのブログが、1日のアクセス数、50もいっていない。これはちょっと衝撃的です。
ただ、このブログにも最近「アクセス100いかない日がほとんど」だというコメントをもらったので、そんなものなのかもしれないです。アクセスのないブログオーナーにはホッと出来る情報かもしれません。
ここで思うんだけど、毎日毎日記事を書いて、50アクセスいかないのなら、10日に1回、500アクセス稼げる記事を書いた方がいいんじゃないだろうか?
おそらく、毎日書いて50いかない記事なら、読んでいるのは知り合いだけです。その記事は、書いて3日後には、もうアクセスゼロになっています。
ひどいことを書くけど、ハッキリ言ってしまえば、そんな記事は後から誰かに読み返されることはないです。書いて数日(多分1日)で賞味期限切れ。
つまり整理すると、こういうこと
1日目に記事を書く。アクセス50。その記事は、これで賞味期限切れ。
2日目、賞味期限が切れているのでアクセスはゼロ。そうならないために新しい記事を書く。これでアクセス50。そして、また賞味期限切れになる。
おそらくは、これが実態です。その証拠にコメントまわりを頑張っているブログというのは、コメントがたくさんついていて、一見するとアクセスが多そうに見えますが、よく観察してみてください。コメントがついているのは、常に最新記事ではないでしょうか?コメントで稼いでいるブログで、古い記事にもコメントがついているというのを見たためしがありません。書いた日、あるいは前日書いた記事にしかコメントはついていないです。
そのブログの古い記事は、多分もう誰にも読まれることはないでしょう。
長く読まれる記事を書こう
だから何度も言っていますけど、いつまでも読まれる記事を書きましょう。
いつまでも検索される記事なら、いつまでもアクセスされます。いつまでも50アクセスある記事を書けば、毎日賞味期限切れになる記事を書くより、結果として多くのアクセスがもらえます。
ここで、毎日更新してすぐ期限切れになるブログと、時間をかけて、長く読まれる記事を書くブログの、どちらがアクセスが多いかの試算をしてみます。時間をかけて、長く読まれる記事を書いた場合は、こうなります。
それからまた10日かけて、次の記事を書いた。それを公開したら、その記事にも毎日50のアクセスがくるようになった。
この場合、最初の1〜9日はアクセスゼロ。10〜19日は毎日アクセス50。20日〜は毎日アクセス100(50x2)稼ぐことになります。
そういう記事を10日ごとに増やしていったブログと、毎日賞味期限切れの記事を使い捨てているブログ。1年後にアクセスが多いのはどちらのブログでしょうか?
長い目で見たとき、すぐに賞味期限の切れる記事を量産するよりも、数は少なくても、長く需要のある記事を書いていった方がブログが育つと言えるのではないでしょうか。