５３年目のひとりごと

家事が嫌いなのは
苦手なので
うまくできないし
うまくやろうと思えないから

それだけではない

人のお金で生きてるからって
家事をしなけりゃいけないのかと
自分を追い込んで

私は　あんたの親じゃないから
喜んで人の世話とかできないし
他人に尽くすことに幸せは感じない！！

自分の収入があれば
負い目を感じることなく家事もできるのかと
思っていたが

自分の問題は
とにかく　他人の世話は嫌いだということ
人の世話することが苦痛だということ

なんで
わたしだけがこんなふうに毎日
人のことしなきゃならないのか

毎月　自分のこともできないお金しか
もらえてない
てか足りてない
わたしは何もしてもらうこともない

いつも私がやるばかり

やりたくないことをして
私はなにひとつ良い思いもできなくて
都合良い時だけ「家族」とか言われて
あとはいないと同じ扱いで

人のことはやってあたりまえ
自分のことは誰もやってくれない

食事の用意なんか面倒なんだよ
人が散らかしたものを片付けることに
幸せは感じないんだよ

私がいれば
置きっぱなしのゴミが自動で処分され
インターホンが鳴ってもそばにいる誰かは知らん顔で
洗い物してる私が出るのが当然？
トイレを汚しても
私が喜んで掃除をしてるとでも思ってるんか？？
てめーが汚したならきれいにしてから出ろよ

そんなんばっかりで
生きてることがつまらなくて
この先なにもないなと思って
生きてることがいやになって　何が悪いんだ？

このまま歳をとるだけ

愚痴る相手もいない

私は使用人なのか

必死で　何とか　自分ひとりで頑張って
楽しく生きようと過ごそうとしてる

味方でいてほしい母親にも
なんだかいつも責められて

私にだけドケチな配偶者のお世話係の人生
なんて

消えてほしいと思って何が悪いんだ

楽しく生きたいだけ
それだけ