５３年目のひとりごと

だいたいさ
熟年で会話が少なくなるのは
当たり前で
そこにどんな状況があるかなんて
他所からはわからないわけよ

2人でいることが増えても
妻は用事ばこりしてて
時間になるとお給仕して
自分の食事を用意してもらえることも
皆無なわけ
その上
夫からの雑な扱い
それが妻をどれだけ腐らせるか
微塵もわからない

妻が何か話しかけても
返事しないでいるって
どれだけバカにしてんの？
って思うよ
夫の話しかけにしかとしてるとか
そんなことしないのに

妻の答えをスルーして
会話終了ってさ
なんなの？
お給仕と存在無視みたいな日々で
妻が満足してるとでも？
お給仕することが妻は幸せとでも？

そんな日々、夫に対して
密かに色々なことを
思い考え企てて
静かに静かに時を待つのです
その時にはもう
妻はスルーされるといういじめを
受けたくないし
自分自身のために
もう夫に口を開かない
上辺ではわからないが
心も閉ざしていることでしょう

そして、時が来て
夫にとっては

ある日突然

妻から捨てられるのです
意思は固まって固まりすぎてるので
もう
取り返せないのです

そして永遠に
夫は原因も解ることなく
それでも妻のせいにして
1人で生きることになるのです

めでたしめでたし