５３年目のひとりごと

敬老の日で思い出した

そういえば
嫁になって、まだまだいい子ちゃんでいた時に
あちらの両親とおばあちゃんに
それぞれ、プレゼントを持って行ったんだ
いい加減じゃなくて
けっこう悩んで選んだんだけど

父親は、中身を開けてみてそのまま放置で
母親は、大判のハンカチを選んだけど
「こういうものは、涙を拭いたりするもんじゃけえ」と
贈ったものにケチつけるだけだった
おばあちゃんだけは「ありがとう」と言ってくれたけど
あとのふたりは、シカト＆ケチで触りもせずにおしまい

こんな人たち、生きてきて初めて会ったわ
やっぱり間違えたのかな
親を見れば子がわかる
子を見れば親がわかる、の定義が当てはまるなら
いつの日か
こいつらが私に嫌な思いさせたのと
同じように、嫌な思いするのかなぁ

って、無意識に思っていたような気もする

私にだけ、嫌な態度とれる姑、その他では
すごくいい人、明るくて、みんなに好かれてって
どんだけ、やばい人なんでしょうか
今思えば、この嫌な面を私が我慢していたおかげで
ここまで夫婦でいられたんだよ
感謝しろよ、って言いたい

私は、あいつらがもういなくなっても
嫌な思いさせられたことを許すとか絶対にしないし
する必要もないと思う

人を傷つけておいて、平気な人だよ
傷つけられた恨みが、いなくなったって消えるわけない

はじめから、無抵抗の嫁を立場を使って
いじめるとか
本当は最低な面を持っているのに
私以外は、誰にもわからないって恐ろしい

人はみんな、良い人だったとしても
そういう醜いところは奥底に眠ってるんだろうけど
それを表には出さないでいることを無意識でできる
あいつのように、私にだけ出して、平気で笑って過ごせるのは
異常だったと思う

人をいじめる人なんて、死んでも許すことはしなくていいし
必ず、そのツケ食らうから
それは確信になってるから
最低でしょ、自分が気に入らないからって
目の敵にして、いじめるとか、陰で
そして、他の人からは良い人って思われてるとか
ツケ回らないわけないからね

その通りツケは回りましたよ

私の陰口を、コソコソ、結婚式場の担当女性に言ったり
毎日電話で「子供は」攻撃したり
なんでもかんでも私のせいにして嫌味言ったり
そんなことしてるから
与えたもの受け取っちゃった

しょうがない、そういうふうになってるんだから

いい勉強できました
しかし、永遠に許すことはないから
普段は忘れ去ってるけどね

所詮、他人ですから
私は良い人じゃないから

別にいいんだ、いじめする奴は許さなくていいんだよ

許せない、って言うと、許すことが基準になるから

「許さない」でいいんだ

いつもは忘れてても、思い出したときに
許すことのできない自分は、全然おかしくないから
それが本当でしょ

許さなくていい、でも、仕返しは
神様の仕事、ちゃんとやってくれる
それが法則