５３年目のひとりごと

子供のことを優先して
夫のこともあれこれやって
家族のことをいろいろやって

妻ってなんだろう

粗品をもらって来た夫
それが、美容のパックだった時
子供の彼女にあげようと言った

それがクオカードだった時
子供にあげることしか考えない

妻は、いつも、そんな時
いないのと同じ

影になって、いろいろやって当たり前

何か面白いことがあったり
何かを分ける時
私はいつも頭数に入らない

何のために生きてるのか

何のために夫のせわをするのか
何のために家事をするのか

私という存在など
その他には必要ないかのようだ

だから、死にたくなる

存在価値を認められてないなら
死にたい今すぐ

そう思うことがよくある

面倒くさいから
そんなこと思うのがめんどくさいから

どうせ奴隷のような扱いしかされない
もう死にたい

そんな風に思うことは
全然ありだから

つけは回るから

しにたくなるような
蔑ろに扱うやつ
必ずツケがまわるから

この先関わることも面倒になるから
しにたくなる

もうめんどくさい
人の気配がめんどくさい

しにたい、ものすごく漠然と
そう思っている