はなしあいて

ひとりぼっちだな
誰かのことをすることは
毎日のことで
それが当然のことになっているけど

自分のことを何かしてもらうことは
非常に少なく小さく
それについては
ものすごく価値あることになっていて

自分がやってもらうことには
感謝とか、褒めてもらうとかの
付加価値があり

自分が誰かに何かしていることに
ついては
毎日いろいろなことをやっている
にもかかわらず
当たり前だから付加価値もなく
それで当然

自分ってなんだろう
誰かに尽くすとか
当たり前のことでも
やりたいと思っているとは限らない

自分のことも
やってほしいこともある

困ったなぁ不便だなぁと
思うことがあれば
やってもらえたら助かる

だけどだいたいは
不便でも自分で何とか解決することになる
助けがない、それが当然

それに助けられたとしても
そのことにひどく感謝しなきゃ
ならないような環境だったりする

どうして自分だけ
人に尽くしてるんだろう

誰も何もやってくれないのに
自分のことは誰も助けないのに
感謝もされないのに

自分のことは自分でやる
それがどうして
私だけの課題なんだろう

そうやって思うようになって
結局
誰かに何かやってもらえることもなく
何かやっても当然だから
自分でなくても誰かが代わりに
やっても同じじゃんか

と
自分の存在価値なんか
どこにもない

やって当然なんだから
やってもらえない自分の気持ちは
誰も考えないんだから

価値のない存在
孤独とは
そういうことなのかな

やってもらいたいと思うことも
いけないって
そんな環境になってしまうことに
違和感を覚えることが
罪悪になるなら

誰とも関わらず
ひとりきりのほうがいい

自分ってなんだろう
生きてる意味がわからない

なんで生きてるんだろう

自由に好きに生きていくんだ
そう決めるしかないんだ

たった１度の人生なんだから


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