ずっとやってきたから
イヤになっても
やり続けるしかない
家事
得意なことでもない
好きでもない
家事
毎日一生休みなく
くり返される
家事
子供がいる時にはそれは
負担と感じることなく
当たり前にやってきたが
自分の人生を思うようになった
この頃には
年齢のせいか性格かしらんが
めんどくさくて苦痛な
家事
人が使ったコップを洗うのは私
さっき洗ったばかりなのに
また使いっぱなし
上手く作れない料理も
日に日に嫌いになるが
それなりに適当に
自分が少しでも楽になるように
食事の用意をする
断ちっぱなしで準備して
座って食べて15分ほどで
また立ちっぱなしの後片付け
のんびり食事を楽しむとか
何かの会話をするとか
ゆっくりする時間なんかありゃあしない
私が使ったものは
誰も片付けないのに
トイレも風呂も洗濯も食事も
私のために準備されることもないのに
たまに欲しい家電の話をしてみると
「よく買うなぁ」と
まるでいつも買いまくってるかのような
嫌味しか返ってこない会話
買うったって
私だけのぜいたく品とかじゃなくて
家電だ
接活用品だ
3年前に買った掃除機のあとは
何も買ってないだろうが!
それで「よく買うなぁ」とか
呆れた顔で嫌味とか言われるんだよ
人に尽くすことに幸せは感じていません
私は
あんたの母親じゃねーよ
自分で使ったコップを置きっぱなしにするのを
指摘すれば
「だって勝手に洗ったら怒るから」という
被害者意識の言葉しかない
それなら
使った後に私に聞けよ
母親が子供のことを当然のように
喜んでやってるのとは
わけが違うんだよ
毎日やっているときに
「なぜやりたくないことをやるんだろう」と
虚しい気分にさせられる
家事
たまには弁当でも買ってこい
たまには外食にしろ
たまには実家に行って
一週間くらい私を自由にしろ
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