★アジアのビール飲みくらべ(アジアビール紀行)

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[原産国]　タイ
[会社名]　Thai Asia Pacific Brewery
[URL]　http://www.tapb.co.th/en
[名称]　チアーズ ショーグン・オレンジ(CHEERS Shogun Orange)
[容量]　缶490ml
[アルコール度数]　4.5%
[好感度]　★★

　今年発売された新製品らしいです。「チアーズ ショーグン・オレンジ」というのは、「チアーズ 将軍オレンジ」という意味らしいです。どこが「将軍」なのかは不明です。確かに、オレンジっぽい味がします。ですが、炭酸入りのオレンジジュースとは違います。そして、ビールでもあります。アルコール度は4.5%なので、ややアルコール度が低いです。飲んだ感じも、アルコール度が少し低いかなという感じがします。ジュースともビールともどっちつかずという感じで、全体的には物足りない気がします。苦いビールが苦手という方には、いいかもしれませんね。

[原産国]　ベトナム
[会社名]　HABECO(Hanoi Beer Alcohol and Beverage Joint Stock Corp.,)
[Facebook]　https://www.facebook.com/habecoinfo/
[名称]　チュック・バック(Trúc Bạch)
[容量]　缶330ml
[アルコール度数]　5.3%
[好感度]　★★

　初めて見たビールです。ハノイの空港で見つけました。金額はUS$2でした。空港コンコース内の売店では、どこのお店でもベトナムの缶ビールは全種類US$2のようです。「Hanoi Beer(ハノイ・ビール)」と同じ会社であるHABECOの製品です。アジアビール独特の苦みがありますが、味がすぐに消えてしまうので物足りなさがあります。後味が泡になってしまうのですよね。日本人には受けない味だと思います。「EXPORT(輸出用)」と記載されていますので、町中で販売されている同名のものとは衣装等が違うかもしれません。「チュック・バック」というのは、ハノイ北部にある大きな湖の名前と同じですね。

[原産国]　タイ
[会社名]　Thai Asia Pacific Brewery
[URL]　http://www.tapb.co.th/en
[名称]　チアーズ X-TRA(CHEERS X-TRA)
[容量]　缶490ml
[アルコール度数]　6%
[好感度]　★

　ハイネケン系列のThai Asia Pacific Breweryが、醸造したビールです。このシリーズは、全部で4種類あります。X-TRAは、赤い色が目印のアルコール度6%というストロング・タイプのビールです。昨年あたりから見かけるようになりました。ビールとしては、結構味がきついですね。確かに、アルコール度の強さを感じます。アルコール度の高いものを好む人にはいいかもしれませんが、私は缶全てを飲み干すことはできませんでした。

[原産国]　ベトナム
[会社名]　?
[Facebook]　https://www.facebook.com/HalidaBeer/
[名称]　ハリダ(HALIDA)
[容量]　缶330ml
[アルコール度数]　5%
[好感度]　★★

　日本からベトナムへ向かう、ベトナム航空の機内で飲むことができました。普段、私は飛行機の中ではビールを飲まないのですが、前の席の方が頼んでいるのを見てつい飲みたくなってしまったのです。ビールは、日本のキリン「一番搾り」とアサヒの「スーパードライ」、そしてベトナム・ビール二種類の中から選ぶことができました。ビールの無料サービスはうれしいですよね。こういうところが、LCC(格安航空会社)とは違います。そして、ちゃんと冷えていたのです。このビールの味は、やや薄目という感じですね。日本のビールに比べて、味がすぐに消えてしまいます。ですが、久し振りのベトナム・ビールに大満足でした。
　「ハリダ」は、ベトナムの北部を代表するビールです。以前はカールスバーグ傘下のSouth East Asia Brewery Ltd.という会社が作っていたのですが、現在の会社名は不明です。以前とは缶の衣装も変わってしまいましたが、やはり象のマークが使われています。

　アジア各国のビールに関するブログを始めることに致しました。タイトル中にある「ビール飲みくらべ」というのは、いろいろな種類のビールそのものの味の比較だけでなく、飲み方やそのビールを飲んだ環境も含めて比べてみようと思います。
　それから、基本的に、私はビールの味レポはほとんどしません。というか、できません。苦みが強いとか弱いとかその程度はできますが、ビールの味を文章で表現することはほとんど不可能です。だって、「キレ、のどごしがよく、爽快感に優れたビール」といわれても、どんな味なのかさっぱり分からなくありませんか?
　というわけで、アジアのビールの楽しさを少しでも伝えられればと思っています。外国のビールだけでなく、日本のビールも少しだけ扱います。また、「アジアのビール」というのは、「アジアで製造されたビール」という意味ではなく「アジアで飲んだビール」という意味ですのであしからず。
　それでは、更新頻度はそれほど多くなりませんが、お付き合いをいただければと思います。