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日曜東京〜第14回ヴィクトリアM(GT)

混戦混戦いわれているけれど、単純な能力比較でいえば、1頭完全に、頭2〜3つ抜けている馬がいる。もちろんクロフネ産駒アエロリットである。

しかしアエロリットは渡米して、確か1番人気に推されながらも惨敗に終わっている。日本の競馬が「ガラパゴス競馬」と呼ばれる理由はいくつか思い当たるが、世界に類を見ないレベルの高速馬場だけでなく、日本での戦績(というかランキング)を考えればあり得ない惨敗を海外で繰り返してきた歴史も含まれるだろう。

確かにエルコンドルパサーを皮切りに、凱旋門賞2着2回のオルフェーヴルや、先日のQEUCを制したウインブライトなどステイゴールド系の馬たちをはじめ、ハーツクライ、ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ、モーリスなど、国内を代表する面々が世界最高峰レベルのレースで次々活躍する時代に突入してはいる。

しかしこれらのうち、海外帰りでもきっちり結果を残した組となると、三冠馬オルフェーヴル、ハーツクライの子ジャスタウェイくらいだった。アエロリットの海外帰りは果たしてどうか。

アエロリットは現在、ラッキーライラック(父オルフェーヴル)に次ぐ2番人気。確かに4歳ラッキーライラックの成長力は魅力が大きいが、実績を考えれば、完全に評価の逆転現象が起こっている。今季の府中は例年にも増して高速馬場。アエロリットにとってはこの上ない条件。この条件で、このメンバーで2番人気で買えるアエロリットは、おそらく今後ない「オイシイ人気」となるはず。

正直、大敗しても不思議ない。だからこそ、今年のVMが「難しい」ことになってしまったのだ。アエロリットの取捨は正直わからないが、私は「買い」だと思う。

もちろん人気サイドだから本命にはしないし、大敗のリスクがある以上、軸にもしない。それは当然のこと。条件的に▲にはもってこいのクチだろう。穴馬を見つける上で有利なのは、今回アエロリットが先手を奪い、前走控えて大失敗に終わった石橋・ラッキーライラックが強気の競馬に出るだろうという点。

高速決着となった昨年の秋華賞で、武騎手の好騎乗があったとはいえ、3着と好走したカンタービレ(父ディープインパクト)から入る。府中のマイル戦はごまかしが利かない。底力を要することは知られるとおり。特に、先行勢に有力馬が加わり、厳しいレースになったときには、2000mの厳しい競馬の経験が生きる。

今回その条件が最も当てはまるのは、カンタービレなんじゃないのかなーという気がする。相手は迷うところだが、昨年秋の富士Sで2着に突っ込んだワントゥワンの再度の爆走にも魅力を感じる。

差はなさそうなレッドオルガ、内容的に通用しそうなサウンドキアラ、中山のイメージが強いプリモシーン、ら、偶然にもディープインパクト産駒ばかりが有力候補になってしまった・・・まあ高速の府中マイルでは仕方がないところだろう。ディープ以外では、ノームコア(父ハービンジャー)までは押さえる。

人気が予想されるミッキーチャーム(父ディープインパクト)は、当然押さえは必要と思うが、府中は初。しかもいきなりマイルの厳しい競馬で、激しい先行争いは避けられない。それなら、人気薄で意外性が大きいミエノサクシード(父ステイゴールド)のほうを少し押さえたい気がする。

◎ カンタービレ
○ ワントゥワン
▲ アエロリット
△ レッドオルガ、サウンドキアラ、プリモシーン、ノームコア、ラッキーライラック
   
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