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日曜中京〜第65回トヨタ賞中京記念(GV)

いろいろ施行条件が変更されたことがあったが、今はもうすっかり夏の中京の風物詩的なレースとして定着しつつある中京記念、このレースは毎年非常に楽しみ。

今年はどの競馬場も火の出るような猛時計がマークされ、少々興覚めの感もあったが、中京は例年どおり、普通の高速馬場という感じ。いや、今の時代この程度の時計で高速馬場なんて頭がおかしいと思われるかもしれないが、いやいや、いくらスピード化が世界規模で進んでいるとはいえ、今年の一連のアホみたいな高速決着のほうがよほどどうかしている。何しろ競馬がおもしろくない。

だから普通の高速馬場は歓迎。人間がつくりあげた競馬場ではなく、天然のコースを走る太古の記憶が思い出されるような、血統的に奥ゆかしい馬を狙いたい。

確か昨年の中京記念も狙った(結果は3着)記憶があるダンスインザダーク産駒ケントオーの母の父トウカイテイオー(その父シンボリルドルフ)は、もちろんようやく産駒がデビューしたオルフェーヴルの母方に入るパーソロン直系の名馬だったが、その牝系は歴史が古く、下総御料牧場にルーツを求めるとその牝祖は「6つの星たち」で知られ、中でも最初の牝馬ダービー馬・久友を輩出した「星友」にさかのぼる。

ちなみに残りの5星の中には、ゴールドシップの活躍で奇跡的に――おそらく100年以上の時を隔てて――よみがえった「星旗」の名前もある。そういういにしえの、しかし今の時代に入ってもまったく輝きが失われることなどない超名牝の血が通うのがケントオー。

ちなみに久友の父トウルヌソルは昨年の菊花賞であっと言わせたレインボーラインの8代父で、実はこのケントオーの9代父にあたる――ということはつまり、このケントオーはダービー馬・久友の血を引く近年稀有な血統背景にある。

そしてさらにちなみに、まったくの人気薄が予想されるスーサンジョイ(父エンパイアメーカー)の祖先にも星友が登場し、こちらは前述の久友の半兄で、いわゆる「ロッチ系」の礎となった血脈である。スーサンジョイにはオルフェーヴルの祖父メジロマックイーンの祖先プリメロ(こちらもレインボーラインの7代父)の名前があり、月友はあのライスシャワー(ライラックポイント産駒)牝系だから、ケントオー以上にドラマチックな血統背景といえるかもしれない。

とはいえ、この両馬で勝負するほどロマンチストではないしこじつけが好きでもないから、代謝が高まるこの時期はやっぱり牝馬、そして人気薄はやっぱり池添(オルフェーヴルの近親?)ということで、54sアスカビレン(父ブラックタイド)、そして中京は走るこちらもまったくの人気薄55sムーンクレスト(父アドマイヤムーン)あたりを軸に、3連単でとてつもない馬券の的中を目指す。

スーサンジョイは買う予定など皆無だったが、人気が予想されるデムーロの57kgブラックムーン(父アドマイヤムーン)、このところ脚質に幅がみられるようになったシラオキ系の54sトウショウピスト(父ヨハネスブルグ)、そしてスーサンジョイとまったく同じ血統背景の57sマイネルアウラート(父ステイゴールド)、こちらも名牝系の上昇馬でサウスポーの57sウインガニオン(父ステイゴールド)あたりとともに軽く押さえたい。

◎ ケントオー
○ アスカビレン
▲ ムーンクレスト
△ トウショウピスト、マイネルアウラート、ブラックムーン、ウインガニオン、スーサンジョイ
   
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