2017年04月23日
催眠術体験会をしました。
ものすごーく遅い報告ですが、第二回催眠術体験会をしましたΣ(・∀・;)
当初予約人数が多かったために2部に分けて行いましたが、当日体調不良やアクシデントにより半分程度まで減るという異常事態…/(^o^)\
逆に人数が少なかった分、ゆったりとした空気で参加者はトランス状態に集中出来ていました。
低価格なので人数来なくて大丈夫?みたいなことも聞かれましたが、大丈夫です!
4月中はお試し価格ということにしていたので完全な採算度外視なのです。
フルで人が来ても赤字は確定なのですよ!(ぉぃ)
既にリピーターの方が数名いて、その方たちは被暗示性があまり高くない傾向にありましたが今回の第2回目で中トランスにまで導入することが出来ました。
ミルトン・エリクソンはトランス誘導に高い被暗示性は必要ないと言っています。
これは私も感じていることで、被暗示性テストで良好な反応を得られない方でも、しっかりとした誘導をすれば幻覚域(深いトランス状態)にまで導くことが出来るケースが幾つかありました。
催眠術に掛かりにくい方は確かに居ますが、理論上催眠術に掛からない人はほぼ居ません。
催眠術に掛からない状況というのは主に2つの要因によります。
1.環境の問題
2.被験者の問題
まず環境の問題ですが、これは静かな環境が良いという意味ではなく被験者がトランス状態に集中できる環境が出来ているかどうかということです。
周りがどんなにうるさくても、居酒屋でも、公園でも掛かる人は掛かります。
これは被験者がトランス状態に集中できる状態、環境を作ることに成功しているからです。
また、この環境の要素には、施術者と被験者のラポールも含みます。
ラポールと言ってよくある誤解は、人当たりを良くしたほうが良いとか、信頼出来る人物を演出すべきだという話です。
これは半分正解です。
更に言うなら催眠術師の能力を信頼してもらえば他の部分に関する信頼は何一つ要りません。
私が催眠術をやる時は、一般的にした方が良いと言われる自己紹介は全くしないで直ぐに導入に取り掛かりますが、全く問題なく深トランスへと導く事が出来ます。
何故でしょうか?
私が催眠術をやる人という認識が既に出来ているので、私の本名や人となりは被験者にとって対して重要ではないからだと予想されます。
「適切な」ラポールを築くことは非常に重要です。
そして第二に被験者の問題があります。
あらゆる催眠術はすべて自己暗示に導くための技術だと言う考えがあります。
(これを提唱している人の名前をど忘れしました…申し訳ない)
催眠術は術者によって掛かるのではなく、被験者に掛かる能力があるから掛かるという考えです。
それでは被験者に必要な能力とは何でしょうか?
それは、想像力と集中力です。
この2つが欠けていると掛かりにくい傾向があります。
これを簡単に測定するのが被暗示性テストなのですが、この被暗示性テストでは最も重要な集中力が上手く測れない場合があります。
集中力、特に自己の内面に対する集中力です。
この内面に対する集中状態が催眠状態の正体ではないかと言われているくらいです。
これを訓練する方法は3つあります。
自律訓練法、瞑想、催眠術を複数回掛けられる。
自律訓練法は既に知っている方も多いと思いますが、自己暗示の一種で、両手両足が重くなるところを想像し、次に暖かくなるのを想像...(ry)と言ったものです。
これにより自分の変化を認識し、更にコントロールすることが出来るようになるので、内面への集中状態が強化されやすくなります。
瞑想も同じでセルフコントロールの方法の一つで、内面への集中を目的としています。
3つ目が最も手軽で、何回か催眠術を掛けてもらうというものです。
天才と言われたエリクソンですら初回の導入に8時間を掛けたこともあるそうです。
逆に言うと掛かりにくい人でも時間さえかければ、掛かるようになるというわけです。
催眠術に掛かることが恥ずかしいという気持ちがある人もいますし、他人の目がある中で掛かりたくないという人もいます(これは環境ですね...)。
これはメディアの影響や、被験者を辱める、馬鹿にしたような演出を取るショーのせいな気もします。
そういう方には、まず催眠術に掛かるのは一つの才能であるということを伝えています。
催眠術に掛かりやすい人は芸術的なセンスがある人が多く、所謂成功者にも多い傾向があります。
私が以前掛け方事がある人で、やはり掛かりやすかったのは役者や歌手、音楽家、作家と言った創作活動、表現を作り出す職業の方が多くいました。
更に知人で掛かりやすい人はプロほどではありませんが、絵が上手い人が多いです。
(上手いというよりは過去に絵をよく描いていた経験があると言う方が適切かもしれませんが)
加えて催眠術に掛かるメリットを説明しておくと導入率が高くなると思われます。
まぁ、このへんは基本的に導入に失敗するということが稀なので想像で語っていますがね(笑)
…
体験会の報告をするつもりが予想外に長くなりました(^ρ^)
…
最後に宣伝を
5月13日(土)に「ゼロから始めるカードマジック講座」を開催します。
これから本格的にカードマジックを始めたいと言う初心者向けに、カードの持ち方等の基礎から教えます。
初学者にありがちな不自然などうさや不必要な動作についても例を挙げつつ話す予定です。
基本的に基礎技法をやりますが、それだけでは面白味に掛けるので基礎技法だけで出来るカードマジックを2つ3つ解説するかもしれません。
ここで言うカードとはトランプではなく、カード状のものを扱ったマジック全般を指しています。
トランプでやるとバレるリスクが高いマジックでも、使う素材をタダの名刺にするだけで素晴らしい現象へと変化する場合もありますし、使う技法も本当に基本的なものだけで行なうことが出来るので初心者にはうってつけかと思ってはいます。
思っては居ますが…シンプルなマジックほど演じるのが難しいとも言われているので、様子をみつつという感じですね…
最近読んでいる催眠関係で個人的に最も良かったと思える本です。
当初予約人数が多かったために2部に分けて行いましたが、当日体調不良やアクシデントにより半分程度まで減るという異常事態…/(^o^)\
逆に人数が少なかった分、ゆったりとした空気で参加者はトランス状態に集中出来ていました。
低価格なので人数来なくて大丈夫?みたいなことも聞かれましたが、大丈夫です!
4月中はお試し価格ということにしていたので完全な採算度外視なのです。
フルで人が来ても赤字は確定なのですよ!(ぉぃ)
既にリピーターの方が数名いて、その方たちは被暗示性があまり高くない傾向にありましたが今回の第2回目で中トランスにまで導入することが出来ました。
ミルトン・エリクソンはトランス誘導に高い被暗示性は必要ないと言っています。
これは私も感じていることで、被暗示性テストで良好な反応を得られない方でも、しっかりとした誘導をすれば幻覚域(深いトランス状態)にまで導くことが出来るケースが幾つかありました。
催眠術に掛かりにくい方は確かに居ますが、理論上催眠術に掛からない人はほぼ居ません。
催眠術に掛からない状況というのは主に2つの要因によります。
1.環境の問題
2.被験者の問題
まず環境の問題ですが、これは静かな環境が良いという意味ではなく被験者がトランス状態に集中できる環境が出来ているかどうかということです。
周りがどんなにうるさくても、居酒屋でも、公園でも掛かる人は掛かります。
これは被験者がトランス状態に集中できる状態、環境を作ることに成功しているからです。
また、この環境の要素には、施術者と被験者のラポールも含みます。
ラポールと言ってよくある誤解は、人当たりを良くしたほうが良いとか、信頼出来る人物を演出すべきだという話です。
これは半分正解です。
更に言うなら催眠術師の能力を信頼してもらえば他の部分に関する信頼は何一つ要りません。
私が催眠術をやる時は、一般的にした方が良いと言われる自己紹介は全くしないで直ぐに導入に取り掛かりますが、全く問題なく深トランスへと導く事が出来ます。
何故でしょうか?
私が催眠術をやる人という認識が既に出来ているので、私の本名や人となりは被験者にとって対して重要ではないからだと予想されます。
「適切な」ラポールを築くことは非常に重要です。
そして第二に被験者の問題があります。
あらゆる催眠術はすべて自己暗示に導くための技術だと言う考えがあります。
(これを提唱している人の名前をど忘れしました…申し訳ない)
催眠術は術者によって掛かるのではなく、被験者に掛かる能力があるから掛かるという考えです。
それでは被験者に必要な能力とは何でしょうか?
それは、想像力と集中力です。
この2つが欠けていると掛かりにくい傾向があります。
これを簡単に測定するのが被暗示性テストなのですが、この被暗示性テストでは最も重要な集中力が上手く測れない場合があります。
集中力、特に自己の内面に対する集中力です。
この内面に対する集中状態が催眠状態の正体ではないかと言われているくらいです。
これを訓練する方法は3つあります。
自律訓練法、瞑想、催眠術を複数回掛けられる。
自律訓練法は既に知っている方も多いと思いますが、自己暗示の一種で、両手両足が重くなるところを想像し、次に暖かくなるのを想像...(ry)と言ったものです。
これにより自分の変化を認識し、更にコントロールすることが出来るようになるので、内面への集中状態が強化されやすくなります。
瞑想も同じでセルフコントロールの方法の一つで、内面への集中を目的としています。
3つ目が最も手軽で、何回か催眠術を掛けてもらうというものです。
天才と言われたエリクソンですら初回の導入に8時間を掛けたこともあるそうです。
逆に言うと掛かりにくい人でも時間さえかければ、掛かるようになるというわけです。
催眠術に掛かることが恥ずかしいという気持ちがある人もいますし、他人の目がある中で掛かりたくないという人もいます(これは環境ですね...)。
これはメディアの影響や、被験者を辱める、馬鹿にしたような演出を取るショーのせいな気もします。
そういう方には、まず催眠術に掛かるのは一つの才能であるということを伝えています。
催眠術に掛かりやすい人は芸術的なセンスがある人が多く、所謂成功者にも多い傾向があります。
私が以前掛け方事がある人で、やはり掛かりやすかったのは役者や歌手、音楽家、作家と言った創作活動、表現を作り出す職業の方が多くいました。
更に知人で掛かりやすい人はプロほどではありませんが、絵が上手い人が多いです。
(上手いというよりは過去に絵をよく描いていた経験があると言う方が適切かもしれませんが)
加えて催眠術に掛かるメリットを説明しておくと導入率が高くなると思われます。
まぁ、このへんは基本的に導入に失敗するということが稀なので想像で語っていますがね(笑)
…
体験会の報告をするつもりが予想外に長くなりました(^ρ^)
…
最後に宣伝を
5月13日(土)に「ゼロから始めるカードマジック講座」を開催します。
これから本格的にカードマジックを始めたいと言う初心者向けに、カードの持ち方等の基礎から教えます。
初学者にありがちな不自然などうさや不必要な動作についても例を挙げつつ話す予定です。
基本的に基礎技法をやりますが、それだけでは面白味に掛けるので基礎技法だけで出来るカードマジックを2つ3つ解説するかもしれません。
ここで言うカードとはトランプではなく、カード状のものを扱ったマジック全般を指しています。
トランプでやるとバレるリスクが高いマジックでも、使う素材をタダの名刺にするだけで素晴らしい現象へと変化する場合もありますし、使う技法も本当に基本的なものだけで行なうことが出来るので初心者にはうってつけかと思ってはいます。
思っては居ますが…シンプルなマジックほど演じるのが難しいとも言われているので、様子をみつつという感じですね…
最近読んでいる催眠関係で個人的に最も良かったと思える本です。
タグ:メンタリズム
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